年末に出たJames Skinnerの略奪大国に続いて、筆者が言いたかったことを書いてくれていそうな本がまた出ました。これ、元日経新聞記者が、副題にあるような内容を書いたものです。筆者も滝順一君に関していくつかブログに書きましたが、クオリティペーパーとか自負している新聞の内幕を暴いた内容なのでしょう。
これが日経新聞の朝刊に載っているところが面白いですねー
2012-01-21
2012-01-20
『まきストーブの灰からセシウム=4万ベクレル超-福島県二本松市』【1/19 時事】
少し前にコオロギ500匹(=1kg)から4,000Bqとか、汚染砕石を使ったマンションとか、食品以外の汚染の例が次々に明らかになってきています。冬季にまきストーブを使う人がどれだけいるのか筆者には不明ですが、やっぱりこうやって見ると、悪いことは言わないから早く疎開した方が良いと思います。汚染物質をばら撒く結果になるような生活をしていて、他の国民に申し訳が立つのでしょうか? あれはこうだ、これはこうだと、身の回りの全ての物質の取り扱いに注意を払うなど、筆者にはできません。ゴミの分別にすら閉口しているほどですから。
『 まきストーブの灰からセシウム=4万ベクレル超-福島県二本松市 【1/19 時事】
環境省は19日、福島県二本松市内の民家で使用されたまきストーブの灰から、一般廃棄物として処理が可能なレベル(1キロ当たり8000ベクレル)を上回る4万3780ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。まきは東京電力福島第1原子力発電所事故の前から民家の庭に保管されていたもので、まきからも最大4395ベクレルを検出。同省は「原発事故の影響以外に考えられない」としている。
同省は同日付で、除染の重点調査地域(102市町村)がある東北・関東の岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉8県に対し、まきストーブを使用した際に出る灰の取り扱いについて通知。灰は庭や畑にまいたりせず、市町村が一般廃棄物として収集、処分を行うよう求めた。
灰に含まれるセシウムの濃度が8000ベクレルを超える場合、「指定廃棄物」として国の負担による処分を申請できる。
一方、燃やす前のまき(ケヤキとクリ)からは、104~4395ベクレルを検出。林野庁は、40ベクレル超のセシウムを含むまきについては流通や使用を控えるよう指導しており、改めて周知を徹底する方針だ。』
2012-01-19
ストレステスト:センター試験とドッコイの不手際加減
史上最悪と言われる今年のセンター試験とどっちがヒドいのか筆者には判りません。全く収拾しない核汚染を横目に見ながら強行された意見聴取会に関して、筆者はこう感じました。
- 公開が原則の原発問題を密室で話し合ってストレステスト結果が「妥当」ですか
→ 大飯原発、これで再開?
→ 「原子力の平和利用を促進」するIAEAが来日してテストをチェック?
- 猪八戒ゲッペルス枝野がまたしても被曝推進かよ
→ 海江田と枝野の2人は最低の経産相であることが決定!
- 「ほあんいんぜんいんあほ」が経産省の下に有って結論を提案するなどこれも「やらせ」
- 諸費税解散などやらなくて良いから菅前首相がやるといってやらなかった原発解散をやれよ
2012-01-18
セシウム賃貸マンション、セシウム牛、セシウム米、ストロンチウム秋刀魚…
福島県二本松市の新築の賃貸マンションの室内で高い放射線量が測定されました。原発事故の影響で避難している人などの被曝が心配ですが、建材に使われた浪江町の石を扱った業者や施工主の無責任なコメントは、今まで聞いてきた畜産農林業者(生産者)の無責任発言を想起させます。漁業はこれからだと思いますが、曰く「そんな状態だとは知らなかった」と。ここまで来ると、日本人全体の知能指数を疑われます。また、そうだということは明白なのにここに住まわれた方々を哀れに思います。哀れには2種類あって;
- 本当に福島を出られない理由が有る人
→ それでも余命より大切な事情とは、たとえば寝たきり家族の余命以外考え付きません
仕事は命を削るものではありません、むしろ逆でしょう
→ 今回は賃貸ですので、被曝賠償と、引越し代(+α)補償と、清廉な居宅紹介で
即座に転居するのが基本動作ですが、賠償・補償は無責任者には無理でしょうね
- 新築であるのに、純粋に汚染建物の存在を想定できなかった人
→ 食品からも大量に被曝しているのでしょうね
→ 汚染わらまでは気が回らなかったとかの意識とレベルは一緒です
因みに、筆者は未だにほとんど牛肉を口にしていませんけどね
2012-01-17
『原発に潜む「ブラックスワン」』 【1/16 日経】 編集委員 滝順一君(!)
筆者が昨日呼んだ訳ではないのでしょうが、滝順一君が昨日久し振りに紙面に登場しています。「核心」というシリーズコラムの概要は下の方に抜粋でまとめておきますが、滝君、いい年のオッサンなんだから、もうちょっと思い切って書いてくれればいいのに… って思います。
- 「核」に「心」酔とはさすがに原発擁護派
→ これではもう御用記者→ 『原発の設計思想や安全評価のあり方をいま一度再検討』 と言われても、
加害者が責任を取れないんだから、即脱原発が普通でしょう
→ ブラックスワン検知から「遅い不味い高い」対応の言い訳は永遠に「想定外」と言うのは解ってるくせに
- 相変わらず冗長な表現
→ 何を言いたいのかよく判らないんですよね
- 日本原子力技術協会が知っていた「B5b」とか、全員アホの保安院(ほあんいんぜんいんあほ)とかミッション不明の有象無象の組織名を出されてもねぇ…
- ポイントはブラックスワン効果におろおろして事態を悪化させることを仕方が無いと諦める無責任な責任者を断罪することにあるのでは?
→ タイトルは不適当でしょう、原発にブラックスワンが潜んでいる訳でもないし…
『原発に潜む「ブラックスワン」 【1/16 日経、編集委員 滝順一】 -抜粋-
米原子力規制委員会(NRC)が2001年の同時テロ後に発した原子力発電所の安全対策~テロ攻撃で原発が全電源喪失に陥ったり使用済み燃料プールが狙われたりする事態を想定、原子炉やプールの冷却機能強化を電力会社に求めた
NRCは02年にテロ対策に関し日本の原子力安全・保安院に助言を与え、B5bの内容も伝えていた。これを受け保安院は05年の法改正で核物質に関する情報漏洩の罰則を強化。原発敷地内などの警備も増強した。しかし非常用設備が攻撃され機能を失う事態をも想定した対策を電力会社に指示することはなかった。「(今となっては)批判は受け入れざるを得ない」と保安院幹部は話す。
だが真の問題は、従来の考え方だけで不十分かもしれないという点にある。べき分布では、極めてまれだが、巨大な変動をもたらす出来事が必ず起きる。原発は~しかし100万分の1の頻度で起きる事故の規模が100万倍の大きさだとしたら、発生確率と想定損害額を掛け合わせたリスク(期待値)は決して小さくはならない。必要なのは事故の教訓を真正面から受け止め、原発の設計思想や安全評価のあり方をいま一度再検討することではないだろうか。』
2012-01-16
『食の安全に長期戦の構えを』【1/15 日経】滝順一君?
日経の社説か春秋に載ったタイトルの記事に関して筆者はこう思います。
これがクオリティペーパーを自負する版元でしょうか。お得意の「経済」の観点からこんな情報操作をしていると、裁判沙汰になりかねません。
- 汚染食品が出る恐れのあるところでは作付けしないという基本動作が守れるようにしなかったのが大原罪
→ そう指示しない国と、賠償を打ち出せなかった国・東電が全面的に悪い
→ 言わば「汚染瓦礫」を作らせておいて「必要な支援」をすることは税金の無駄遣い
- 法律に則った規制値だと、上記のような場所で売れるものが作れないから緩和した数値で1年以上やってきたことも国民を愚弄している
→ 暫定は全面核戦争のような食べるものが無い時に適用される数値
→ 汚物(or瓦礫)を皆で食べましょうとかいう「絆」キャンペーンを言う奴らの精神構造が不明です
- 上記の犯罪行為を苦し紛れに隠すよう記事にするのは枝野と同じゲッペルス行為
これがクオリティペーパーを自負する版元でしょうか。お得意の「経済」の観点からこんな情報操作をしていると、裁判沙汰になりかねません。
『食の安全に長期戦の構えを
食品や飲料水に含まれる放射性セシウムの基準値が厳しくなる。厚生労働省が新しい基準値案をまとめ、4月から適用する方針だ。 消費者の不安解消のため、食品中に許容できる量をより小さく抑えるのは理解できる。ただ生産者や流通、外食産業にとっては厳しい規制となる。政府と東京電力は、さらなる出荷制限への補償や放射能測定に必要な支援などにしっかりあたらなければならない。
新基準値は、国民が食品摂取によって被曝(ひばく)する放射線量を年間1ミリシーベルト以下にとどめる。福島第1原子力発電所事故の直後に決めた「暫定規制値」は年間5ミリシーベルトを基にしていた。新基準値は大まかに言って5倍厳しく、安全をより重視した。国際的な尺度でみても厳格だといえる。
また乳児用食品や牛乳をそれ以外の「一般食品」と区別してより厳しくした。一般食品が1キログラム当たり100ベクレルに対し、乳児用は半分の50ベクレルに引き下げた。 新基準を設けるのは、暫定規制値が危険だからではない。放射線被曝には「これ以下なら絶対に安全」と明言できる境界線がない。状況が許す限り、健康リスクを小さくするよう改めるのは当然だ。4月以降しばらく新旧の基準が混在する。政府は暫定値でもリスクが十分に小さいことを、重ねてていねいに説明する必要がある。
基準値が厳しくなった分だけ生産や流通の負担は増す。コメなどの作付け制限や沿岸漁業の操業自粛をしばらく続けざるをえなくなるかもしれない。場合によっては制限の拡大や長期化も覚悟しなくてはならないだろう。 大手の小売りや外食産業はすでに自主的な放射能検査の態勢を充実させつつある。しかし中小業者は高精度の測定器を導入する負担を負いきれないところも多いに違いない。学校給食も新基準にすぐに対応できるか心配だ。
土壌や海の汚染は短期間では元に戻らず、対策も長期戦になる。食の安全回復のため関係者を息長く支えていく必要がある。 』
2012-01-15
lenovoのLePad S2005(スマホ)
中国で昨年12月に発売されたデュアルコアCPU搭載スマホです。CESに出ているのか調べ切れていないのですが、スペックは以下のとおりです。この前買った7インチの中華Padを持ち歩いていた時に、5-6インチのスマホだったら中華Padも要らないのになぁ、と考えてしまいました。クリアすべきはやはりキーボードで、このlenovoのスマホに、少し重くなってもいいからメカニカルなキーボードが付いたモデルが出ればいいんですよね。あるいは3rdパーティが簡単に装着できるキーボードを作ってくれても良いです。スマホ本体をもう少し細長くして、両手で打てるギリギリのキーボードなら最高ですね。
- OS: Android 2.3
- CPU: Qualcomm Snapdragon Dual-core 1.2GHz
- RAM: 1GB
- ROM: 不明
- サイズ: 厚み 9.95mm
- 重量: 198g
- ディスプレイ: 5インチ LTPS液晶 マルチタッチ 静電容量式
- 解像度: 800×600 SVGA
- カメラ: 5MP(背面 CMOS) LEDフラッシュ付 1.3MP(前面 CMOS)
- パケット通信: HSPA+
- 通信: Wi-Fi / Bluetooth
- センサー: A-GPS, Gセンサー, デジタルコンパス, 接近センサー, 光センサー
- 外部端子: microSD, microUSB, microHDMI, 3.5mmオーディオジャック
- バッテリー: Li-Ion 1680mAh
登録:
投稿 (Atom)