2012-02-25

『数学 基本理解しない大学生も』 【2/24 NHK NEWS WEB】

日本数学会が6,000人を対象に行った調査で驚愕の結果を発表しています。以下はタイトルの記事の抜粋です。
『小学生で学ぶ平均の問題は、(中略)正答率は76%』
『大学生の4人に1人が平均の意味を正しく理解しておらず、特に私立大学や、数学の記述試験の経験がない学生の正答率が低くなっていました。』 
『中学生で学ぶ整数の性質の問題は、偶数と奇数の特徴を理解し、論理的に証明できるか』
『正答とほぼ正答は33%で、国立の難関大学の正答率が76%と高かった一方、それ以外の大学では高いところでも35%で、3%の私立大学も』 
『日本数学会では、調査を受けた大学生はいわゆる「ゆとり教育」世代で、学ぶ内容と時間が少なかったことや、学力試験のある一般入試を経ている学生は半数にすぎないことが、数学力低下の背景にあると分析しています。』

また、大学は補習授業で対応し、予備校も遅れを取り戻す授業をしているとも伝えられています。まーこんな感じでしょう。

  1. ゆとり教育はやっぱり大失敗
    → 国際競争力がこの期間大いに失われ取り返しがつかない
    → こいつらの子供もヒドいことになるでしょうね
     
  2. 数学ができずに論理的な考え方ができる筈は無く、事務系も含めてそもそも就業は無理
    → スケジューリングすらできず仕事が遅そうですね
     
  3. 少子化の中、まともな日本人の絶対数がますます低くなっている
    → ここ数年感じていた日本人の低民度の原因なのでしょう
    → AO入学っていったい何なんでしょう?

2012-02-24

セシウムしいたけ注意報 (2) 岩手の一部の人たちの発言

10日ほど前の続報です。やっぱり食べさせてから「ゴメン毒入りだった」の繰り返しです。以下記事最下段の組合長にはこう言ってやりたいものです。岩手県人が全部こんな人たちだとは思っていませんが、それにしてもいい加減だと思いますね。
  • 最大の被害者は消費者だと認識して発言してね
     
  • 憤りは東電・政府・マスコミに向けてね
    (窮鼠が猫を噛まずに客を殺しちゃイカンでしょ)
干しシイタケからセシウム…岩手 【2/15 読売】
地元生産者から悲鳴

岩手県一関、平泉、奥州、大船渡の4市町の2011年産干しシイタケから、食品衛生法上の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超す放射性セシウムが検出され、地元に衝撃が広がった。生産者らは「これでは生き残れない」と悲鳴を上げる。

農林水産省の統計によると、本県の干しシイタケの生産量(2010年産)は201トンで、大分、宮崎、熊本、愛媛に次いで全国5位。県によると、4市町の干しシイタケ生産者は322人で、県内生産者の3割以上を占めるという。

今回、規制値を超えた干しシイタケは、原木・露地栽培物。県が9~13日に検査した結果、一関市産の2検体から同2880ベクレルと2430ベクレル、大船渡市産から1691ベクレル、一関市・平泉町産から1684ベクレル、奥州市産から同1393ベクレルが検出された。

全農県本部によると、空間放射線量の測定値が高かった一関、奥州、平泉の3市町産の干しシイタケについては昨年8月以降、出荷を自粛。県森林組合連合会は「11年産は去年のうちに大半を売ってしまった」としており、出荷先に回収を呼びかける方針だ。

約1万5000本のほだ木でシイタケを露地栽培する一関市狐禅寺の千葉孝夫さん(62)は「出荷できなければ1年で100万円の収入減。風評被害で地元産のシイタケは値段が下落し、このままでは産地として生き残れない」と肩を落とした。約2万本のほだ木で露地栽培する同市大東町の佐々木久助さん(58)も「ハウス栽培していないのが裏目に出た。出荷できないのは血液の流れが止まるようなもの」と憤った。

同市西部や平泉町の生産者が加盟する岩手南農協の農産課は「一関はシイタケ産地として長い歴史を持つ。生産者の活動の減退につながらなければいいが」と懸念する。奥州市農地林務課も「こんなに数値が高いので驚いている。12年産の準備時期なのに……」と心配していた。

大船渡市三陸町越喜来の産直施設に干しシイタケを出荷する「三陸町直売組合」の菊地耕悦組合長(43)は「東日本大震災で漁業でも被害を受けたシイタケ生産者もおり、被害は甚大だ」と訴えている。

2012-02-23

「EMOBILE LTE」 と 「Dell Streak™ Pro (GS01)」


昨日のプレスによりますと、EMOBILEのLTEは、3月末から75Mbpsを東名阪主要都市(全国人口カバー率40%)でスタートします。カバー率は1年後に70%、エリア外だとスピードは半分の37.5Mbpsになるそうです。ハードは対応ルータが3機種で3,880円/月です。

待望の Dell Streak™ Pro (GS01) は一月経ってようやくクエッションマークが取れ、3/8の発売ですが、やっぱり残念ながらLTE対応でなくHSDPAの14.4Mbpsで、以下のようなスペックとなっています。「シンプルにねん」で契約するとハードが44,840円、使用料は3,795円/月です。

なお、EMOBILEは1.7GHz帯でDC-HSDPA(=EMOBILE G4)として42Mbpsの(ルータの)サービスを展開しながら、帯域の追加割り当てを計画・申請しており、別に申請中の900or700MHz帯の議論決着後、現行基地局改造でこのDC-HSDPAネットワークににオーバーレイする形で、LTE Release9(HSDPAとの切り替えスピードが速い)として展開するとも伝えられています。
サイズ
125.9H(Aria比+22.1)
64.5W(同+6.8)
10.3D(同-1.4)mm
重量
145(同+30)g
ディスプレイ
4.3(同+1.1,面積1.8倍)インチ
Amoled, Gorilla Glass
CPU
Qualcomm MSM8260 1.5GHz dual-core
(AriaはQualcomm MSM7227 600MHz)
OS
Android4.0(未確認)(Ariaは2.2)
テザリング
最大5台OK(AriaもOK)


結局LTE端末は、HUAWEI Ascend P1/P1 S (GS03) ? を待つんでしょうね。

Dell Streak™ Pro (GS01)だとすると、Ariaちゃんと比べてかなり大きいので、スピードの差(14.4 vs 7.2Mbps)がどこまで嬉しいかを実機で確認することが筆者にとって必要となってきます。Ariaちゃん快適なんですよね。

2012-02-22

毒米の作付け制限と「復興」の関係 (3) バカな読売社説

原発推進のマスコミである読売新聞の酷い社説をコピペしておきます。細かくは言いませんが、太字部分は無知の現れだと言っても、三宅のジジィの親友のバカナベツネが「主筆」である会社ですから無駄でしょうね。

福島のコメ 作付けは産地の声を尊重して(2月20日付・読売社説)

食品中の放射性物質に関する厚生労働省の厳しすぎる新規制値が、福島県の農業再生・復興の足を引っ張っている

2012年産米の作付けを巡り、コメ作りを望む県内の市町村に対し、農林水産省が、新規制値に合わせて、制限地域の拡大を検討している問題である。

農水省は、できる限り地元の意向を尊重し、きめ細かく作付けの可否を判断すべきだろう。

東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、県内の一部地域では昨年、収穫後のコメから1キロ・グラム当たり500ベクレルの暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出され、出荷停止に追い込まれた。

12年産米の扱いについて、農水省は、昨年産で500ベクレルを超えるコメが見つかった地区の作付けは禁止する方針を示している。

焦点は、厚労省が4月から導入を始める新規制値への対応だ。

新規制値は、コメなど一般食品に含まれる放射性セシウムの量が100ベクレルを超えると出荷を停止することを義務づけている。

福島県が2万戸超の農家を対象に行った調査では、100ベクレル超~500ベクレル以下の放射性セシウムが検出されたのは545戸で全体の2・3%にとどまる。だが、12市町村と広域にわたっている。

これらの市町村の多くは、作付け継続を求めている。コメ作りをやめてしまうと水田は荒廃し、簡単には回復できない。離農者や耕作放棄地の増大を招きかねないという懸念はもっともである。

そもそも、新規制値自体が放射線リスクの低減ばかりに目を向けた過剰な規制だ。文部科学省の放射線審議会は新規制値を了承したが、農業などへの影響に配慮するよう異例の注文を付けている。

コメの新規制値が導入される10月に向け、政府、自治体、農業者は連携し、コメの安全性を担保する努力を続ける必要がある。

現実的な方法としては、十分な除染対策を施して作付けする営農指導が求められる。収穫後に徹底した検査を行い、新規制値を超えたコメは流通させない「出口対策」に万全を期せば、安全性は裏付けられるのではないか。

昨年以来、消費者や流通業者が福島の農産物を敬遠する傾向が続いている。厚労省の過剰規制が、これを助長しないか心配だ。

昨年産米の97・5%は新規制値の100ベクレル以下である。こうした事実を知ってほしい。風評被害の封じ込めには、政府や県が消費者に正確な情報を粘り強く伝えていくしかあるまい。

2012-02-21

EMOBILE(イー・アクセス)のLTEの価格は?

ソフトバンクが2/24からの76Mbps「SoftBank 4G」サービス開始を発表しました。気になるEMOBILEのLTE価格ですが、以下のソフトバンクの価格からして、HUAWEI Ascend P1/P1 S (GS03 ?)単体でハード代以外に通信量無制限で3,880円とかにしてくれませんかね。もちろんもっと安くても良いですよ。

しかし、2回線で上限5GBでこの価格ってちょっとボッタクり?
  • ルータだけ:4,980円/月 → これだけでも5,505円/月
  • 上記+スマホ(orIPad):3,880円/月 → これで9,385円/月
  • ただし、
    ・別途4Gデータ通信基本料525円/月
    ・5GB以上は128Kbpsに規制だが、2,625円/2GBで増枠が可能

2012-02-20

毒米の作付け制限と「復興」の関係 (2) 消費者への宣戦布告

昨日のたかじんの「そこまで言って委員会」での三宅(久之)の爺さんの、伊集院静や石原慎太郎と寸分違わぬ瓦礫発言を聞くにつけ、恐らく興味を持たれる皆さんの数は多くないだろうと諦め気味に認識しつつも続編です。因みに三宅爺は、筆者の大嫌いな、気持ちの悪い「絆」という言葉をパネルに表し、被曝被害逃げ切り確定の爺(ジジィ)という立場から、善良な国民の被曝を我慢しろと言うのです。低線量被曝の健康に及ぼす被害の数値提示もしていませんし、原発御用学者のご託宣をあてに、根拠の無い「安全デマ」を吹聴しているに過ぎません。伊集院・石原も含め老い先の短い奴等には石原流に「黙れ」と言ってやりましょう。勝家も一緒ですね。

さて、以下の記事に対しても、ちょっと言ってやりたいのですが、これ消費者に対する宣戦布告というか周りを巻き込んだ自殺行為(日本の「シロ」農産物への風評被害創造)というか、いずれにしても土人の狂乱行為による迷惑はいい加減にして欲しいものです。水銀濃度の高い海で魚の養殖させてくれとかいう土人漁民はいなかったと思いますが、いつからこんな日本人になったのでしょう。作ったら絶対流れるし、混ぜるし、袋替えるし、で堪ったものではありません。

一番悪いのがアホな政府だということは知っていますがね…


福島10市町村がコメ作付け 「国の制限受け入れ難い」 【2/19 河北新報】



福島県の2011年産米から1キログラム当たり100ベクレル超500ベクレル以下の放射性セシウムが検出された地区について、国がことしのコメの作付けを制限する方向性を打ち出したことに対し、該当する12市町村(56地区)のうち10市町村が国の考えに反して例年通り作付けする方針であることが分かった。市町村の担当者は「作付け中断は耕作放棄と離農を招き、受け入れ難い」と話している。



10市町村は福島市、伊達市、本宮市、田村市、白河市、川俣町、桑折町、国見町、大玉村、西郷村。河北新報社の18日までの取材に、いずれも「ことしも作付けしたい」と回答した。残る二本松市と相馬市は「国の判断を待つ」と結論を留保している。



福島市で100ベクレル超500ベクレル以下が検出されたのは16地区で、作付け制限されれば約800戸の農家が影響を受ける。国の現行の暫定基準値の500ベクレルを上回り、既に作付け制限の対象になっている2地区の約500戸を含めると計約1300戸に上り、市内の全農家の4分の1を超す。
 
市は「1年でも耕作をやめれば田んぼは荒れ、高齢の農家は生産意欲を失う」(農政課)と判断。農林水産省に「国の方向性を改め、全域で作付けさせてほしい」と要請した。除染と放射性物質検査を徹底させ、新基準値(100ベクレル以下)を満たしたコメに限って出荷するとしている。
 
国見町も全5地区で100ベクレルを上回った。「作付け制限は農家にとって死活問題。全域で作付けしたい」(町産業振興課)と話す。除染と検査を念入りに行う条件で作付けを認める考えだ。
 
農水省は作付け制限をめぐる結論を今月中に出す。地元市町村の間で国の方向性を受け入れない動きが出ていることについては、「セシウムの検出地域が局所的にとどまっているか、面的に広がっているかどうかでも制限の中身が変わる」(穀物課)と、検討段階にあることを強調している。
 
[福島県産米の作付け動向] 農林水産省は食品の放射性物質の基準値が100ベクレルに厳格化されるのを受け、昨年12月、「2012年産稲の作付けの考え方」を示した。11年産米から100ベクレル超500ベクレル以下の放射性物質が検出された地区を作付け制限の検討対象地区にしている。500ベクレル超だった県内9地区は作付け制限する。避難区域に指定され、昨年作付けが制限された双葉郡などの12市町村(一部を含む)は避難区域見直しを受けて制限を続けるかどうかを決める。南相馬市と広野町は前年に続き今年も全域で作付けしない方針を明らかにしている。

2012-02-19

毒米の作付け制限と「復興」の関係 東大農学部の偽善

食品放射線量の規制値が核戦争想定の暫定基準から、もうじき「ドイツの10倍甘い程度」に不充分に厳しくなることに対応する(毒)米の作付け基準をどうするかが議論になっています。100Bqを超えるコメを生産した農地での作付制限を検討している農水省に対し、東大農学部が反対したと伝えられています。東大は「試験のため」と言っていますが、以下【2/13 NHK NEWSweb】からの抜粋のとおり、理解し難い内容です。「人体実験」であるフクシマの人口流出引止め策の一環としてなら筆者にも理解できないことはないのですから、もっとスッキリハッキリ発言すれば良いのにと思います。天下の東大ですから… もちろん、例によって、NHKが言葉足らずの偏向報道をしている可能性も残されてはいます。

これ、そもそも議論になること自体がオカシイ(→もっと厳しい値でも作付け「禁止」すべき)のですが、「農業復興」とか「農家の意欲」とか言っている時点でアウトです。「試験」栽培したなら、全部東大農学部がフクシマへ移住したうえで消費するのが適当でしょう。生産農家は過去を見れば自らは食さず県外へ販売する可能性が高いので、こう言っておきたいのです。繰り返しになりますが、『地域によっては復興など最初から諦めた方が良いのです。』
東大 コメの作付け制限に反対 【2/13 NHK NEWSweb】
  • 作付け制限に「弊害が大きい」「試験栽培を推奨すべきだ」
  • 100ベクレルを目安にすると、「農地の荒廃や農家の意欲の低下につながる」「農業復興を断念させるものだ」と批判
  • 「該当する地域では試験栽培を行って、コメが放射性セシウムを吸収する仕組みを明らかにし、今後の影響の予測などに役立てるべきだ」
  • 東京大学農学部の根本圭介教授は「100ベクレルで線引きして作付け制限を行うと、地域の農業に壊滅的な打撃を与える。目安を500ベクレルとした場合でも、試験栽培という形で稲作自体は続けられるようにすべきだ」


東大 コメの作付け制限に反対

福島県内のことしのコメの作付けで、これまで検査したコメから1キログラム当たり100ベクレルを超える放射性物質が検出された地域を対象に、農林水産省が制限を検討していることに対し、東京大学農学部は「弊害が大きい」として反対し、試験栽培を推奨すべきだとする提言を発表しました。
農林水産省は、福島県内のことしのコメの作付けについて、これまで検査したコメから食品の新しい基準値の1キログラム当たり100ベクレルを超える放射性セシウムが検出された地域を対象に制限を検討しています。
これに対し、東京大学農学部が13日、記者会見を開き、100ベクレルを目安にした作付け制限は「弊害が大きい」として反対し、市場に流通させないことを前提に試験栽培を推奨すべきだとする提言を発表しました。
100ベクレルを目安にすると、対象は最大で12市町村の65の地域に及ぶとみられ、提言では、農地の荒廃や農家の意欲の低下につながるとして、「農業復興を断念させるものだ」と批判しています。
そのうえで、該当する地域では試験栽培を行って、コメが放射性セシウムを吸収する仕組みを明らかにし、今後の影響の予測などに役立てるべきだとしています。
提言をまとめた東京大学農学部の根本圭介教授は「100ベクレルで線引きして作付け制限を行うと、地域の農業に壊滅的な打撃を与える。目安を500ベクレルとした場合でも、試験栽培という形で稲作自体は続けられるようにすべきだ」と話しています。