2012-04-14

イランことする鳩ポッポ

周りから止められても強行突破して訪問してしまう鳩山元総理、ここまで突き抜けると国宝級の存在にすら思えちゃいます。庶民や良識の有る人々からかけ離れると、少し笑えてくるような、一服の清涼剤と言うとお叱りを受けそうですね。米メディアも取り扱いは極少だと聞いています。一つだけ言っておきますと、自分の金で肩書き無しで行って欲しいものだと思います。

2012-04-13

『郡山市の学校 屋外活動の制限を解除』【4/9 NHK】

NHKによりますと、『郡山市は、去年5月から3時間に限定していた屋外活動の制限について、除染が進んだとして9日、解除し』たとのことです。『校庭の土を取り除くなど除染を進めた結果、子どもへの影響は問題ないと』いうことですが、調べてみると、郡山市の現在の大気中の放射線量は数μSv/時と、筆者の住んでいる地域の100倍程度であり、通学路や自宅での被曝が心配になります。ここ数ヶ月のセシウム降下量もまた上昇して比較的高いレベルを維持しており、一旦降下したセシウムが再度風によって飛散することも心配です。普通に考えるとやっぱい住んじゃいけない場所ではないでしょうか? 20年経って「あの時そう言ってくれれば」と大人になった彼らから言われないと良いのですが…

2012-04-12

(愛知県岡崎市の)『幼稚園給食から放射性セシウム』【4/5 NHK】

武田教授のブログで知りましたが、こんなのは氷山の一角なのでしょう。馬鹿な担当が毒入り食品を調達し、園児に盛って「直ちに健康に影響するおそれはない」と、猪八戒ゲッペルス枝野語を使うというのは、冗談以外の何ものでもありません。北関東から東北はブラック県orテロ県だということぐらい簡単に解るのに、いとも簡単に核拡散に協力した訳です。愛知県は、最近大村知事が瓦礫受け入れを認めそうな雰囲気で、一気にテロ支援県として浮かび上がって来ました。

で、しいたけと言えば千葉県でも同様の「食べてから毒入りでした」発表があり、ここでも枝野語が使われています。
幼稚園給食から放射性セシウム 【4/5 NHK】
愛知県岡崎市の幼稚園で、先月、給食として出された乾燥しいたけから厳しくなる前の暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが愛知県などの検査で検出されました。
乾燥しいたけは茨城県から出荷され、およそ30キロが流通していますが、愛知県は直ちに健康に影響するおそれはないとしています。
愛知県などによりますと、先月21日、岡崎市の幼稚園の園児と教職員およそ530人分の給食で、うどんの具として出された乾燥しいたけを保健所で検査したところ、暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。これは、今月から食品に適用された新しい基準にすると14倍になります。
幼稚園では2キログラムが給食として出されましたが、愛知県は、1人が摂取する放射性物質の量にすると少なく、直ちに健康に影響するおそれはないとしています。これまでの調査で、乾燥しいたけは茨城県から出荷され、愛知県豊川市の加工業者が仕入れ業者を通じて仕入れて、1袋500グラムに分けて販売し、合わせて30キロが岡崎市などで流通しているとみられています。
愛知県などは乾燥しいたけを回収するよう販売業者に求めるとともに流通のいきさつについて調べています。


無人販売農家のシイタケで検出=740ベクレル、既に消費―千葉 【4/10 時事】

千葉県は9日、白井市で露地栽培された原木シイタケから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える740ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。生産農家は無人販売所で約4キロを既に販売しており、全て消費された。県は同市に出荷自粛を要請した。

県は「消費量、放射線量ともに多くなく、すぐに直接被害が出るとは考えられない」としている。

2012-04-11

米倉のオッサン、えー加減にせーよ

大飯原発再稼働に向けて政府が猿芝居をする傍らで、米倉のオッサンが嬉々として応援コメントを出しています。政府内の協議には「前進だと思っている」と、また政府の対応は「ステップを踏みながら政治判断している。拙速でも何でもない」とホザいています。


原発全停時のコンティンジェンシープランは前任の責任と言うであろうコイツにはこう言ってやりたいものです。
  1. 科学的に安全性を語ってみろよ
  2. フクイチの後始末を経団連として何かしたのか?
  3. 「尻拭い費用は東電管内の地方税で!」ぐらい言えよ
  4. お前は原発の傍に住めよ

2012-04-10

伊集院静の化けの皮

3ヶ月前の瓦礫発言でオカシイと思い始めたのですが、今週号の週刊現代のコラム『それがどうした 男たちの流儀』を読んで、彼の残念な点の理由が判りました。それは、最近の地震・津波予想に関する知人との会話中の彼の発言として載っています。曰く、
「そうだ。あの発表では日本の海岸に人は住めなくなる。それを言って人々の感情がどうなるかがわかっていない。そんなことを話し出したら、明日、隕石が地球にぶつかって、地球は滅びるという話と同じだ」
筆者は今でも原発の無い海の見える家に住みたいと思っていますが、それは賃貸か、仮に持ち家でもお安普請で、地震が起きたらすぐさま棄てて逃げられる道を確保しておくと思います。恐らく彼は小さい頃から算数ができなかったのでしょう。科学的な発言は破綻していますし、論理学などというものも学んだ形跡は見られません。エモーショナルな無頼派であり、影響を考えると老害の一種だとも言えます。あるいは、可哀想に1年前の被災時に頭蓋を強打したのだと思います。信者にはいわゆるB層あたりが多いのでしょうね。

2012-04-09

食品の放射性物質含有について

4月からの新基準に関する記事がメディアに載っていますが、筆者が常々感じていたことが以下のポイントです。

  1. 平時の各食品のベクレル値はどうだったのか?
     → ゼロに近いなら、100Bqを許容した時の健康に与える影響が科学的に示されない限り、99Bqの食品を「食べて応援する」のは愚か者でしょう(武田教授も言及していますが、「絆」って、家畜を繋ぎとめるヒモでしょ)
     
  2. 上記の海外の状況は?
     → 規制値が日本より甘い地域の食品は普段から高い放射線を発しているのでしょうか?
     
  3. 1.と2.のデータには欠落や正確性に疑問が多いと思われますので、賢者は普通安全サイドに立つでしょう
     → 過去の大国の大気圏内核実験乱発時の正しいデータもないのでしょうね
     → 昭和30年代以降のヒロシマ・ナガサキの海・土壌・食品のデータも…


東北・関東で15品目新基準値超え 【4/7 中日】

食品中の放射性セシウムの新基準値が4月1日から適用されて1週間。全国で1~6日に検査された食品は1459件で、野菜や魚など一般食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えたのは宮城、福島、茨城、千葉、神奈川の5県の計15品目42件だった。

新基準値を超えた食品のうち、これまでの暫定規制値(500ベクレル)以下だったのは、福島のメイタガレイとフキノトウの2品目。原木シイタケやタケノコ、ヒラメなど汚染されやすいとされる食品は暫定規制値を超えていた

100ベクレル超えが最も多いのは福島で12品目23件。茨城の5品目13件、千葉の1品目4件が続いた。

一方、愛知県では5日、茨城産の干しシイタケから暫定規制値を超える1400ベクレルの放射性セシウムを検出した。水戻しした状態で検査する新基準値で換算すれば250ベクレル程度。昨年12月に豊橋市の業者が仕入れ、一部は店頭で販売され、岡崎市内の幼稚園の給食でも使われた。

2012-04-08

村長に騙され(?)て安全デマを流す櫻井よしこ

村民がいなくなると村長はたいてい失職します。村民が激減すると村役場自体税収がほぼリニアに激減します。そんな村長の言い分を盲目的に信用し、読者に誤った認識をさせかねない記事を櫻井よしこが書いています。以下は抜粋ですが、こう言ってやりたいですね。
  1. 法律では1mSv/年であること、平常に戻る過程は恐らく数十年掛かるであろうことを念頭に置いてよね
    → ICRPなんか信用していること自体が胡散臭いよね
     
  2. 「水に溶け出さない」ということをデータで示さないとね…
    → 側溝とか、東京湾とか濃度が上がってますけどね
     
  3. 0.178mSv(いわなの里)ですら住みたくないですね、これって被曝していない地域の4-5倍でしょ!
     
  4. だから、お前が(一族と移り)住んで納税しろよ
 『 「村に帰ろう」と村長が呼びかけた福島県川内村、いわなの里を訪れて 
                                                          - 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 930 』 
【3/31号 『週刊ダイヤモンド】

「村に帰ろう」と全村民に呼びかけた福島県川内村の遠藤雄幸村長にお会いしてきた。3月20日の春分の日、郡山駅で待ち合わせると、駅正面の放射線量を示す掲示板には毎時0.423マイクロシーベルトと表示されていた。これは年間3.7ミリシーベルトに相当する。
日本人は自然界から年平均1.4ミリシーベルトの放射線を浴びているが、世界には自然放射線量が年平均10ミリシーベルトを超える所も少なくない。国際放射線防護委員会(ICRP)は、原発事故など不測の事態から平常に戻る過程における許容放射線量を年間20ミリシーベルトから1ミリシーベルトの間と定めている。郡山駅前の放射線量は、十分この範疇に入る。
「この数字、覚えておいてくださいね」と、遠藤村長が言った。

(中略)

「水質検査はもう何回もしました。放射能は全く検出されていません
遠藤村長はさらに言った。
「セシウムが森にも落ちたのは確かです。木々の葉にくっついたセシウムは落葉すれば、木の葉にくっついたままそこにとどまります。水中のものは泥に吸着してそこにとどまります。しかし水には溶け出さないのです」
(中略)

いわなの里は0.178マイクロシーベルトだった。郡山駅は0.423マイクロシーベルトだった。遠藤村長が「数字を覚えていて」と念を押した意味がようやくわかった。その後、村役場前を含めて数カ所で川内村の放射線量の数値を確認したが、いずれも郡山駅の2分の1以下だった。
放射線量の低い所から高い所に川内村の人たちは避難させられ、現在に至っているのだ。菅直人、枝野幸男両氏らの政権以来、この皮肉な本末転倒は現在も正されていない。なんという政治の無策無能だろうか。