こんな准教授の戯言だけを載せて、まともな読者に馬鹿にされているのか、馬鹿な読者が鵜呑みにしてくれているのか、筆者には判りません。もうちょっといろいろ調べて書けば良いのにと思いますがね。産経に言ってもしょうがないので、表示に驚いたと思われる小山良太君という准教授に向けてこう言ってやりましょう。
- 香港政府は、未だに『福島,栃木,群馬,茨城,千葉の果実,野菜,乳製品,粉ミルク』を輸入禁止とし、『上記5県の肉・家禽卵,水産物等』の通関には放射性物質検査証明書の添付を必要としているんだけどね
→ 中国などは、長野、新潟、東京も含め10都県だし、他のアジア諸国も似たようなもんです
東日本大震災 主要国・地域の輸出入等関連措置(2 月 25 日現在)(順不同) 平 成 26 年 2 月 25 日 外 務 省 経 済 局
- 従って、香港では実際に福島産は使っていない「はず」
海外の日本食チェーン店はこうでもしないと売れないんじゃない?
→ 現に筆者は国内でも忌避していますしね
- 海外の顧客は99ベクレルの米でも嫌なんだよね
→ 低線量被曝の健康に与える影響の疫学調査の論文でも公表してから言えよ - 「風評」という言葉の意味をもう少し勉強したら?
『香港吉野家 福島産コメ安全性確認されているのに…消費者に誤解を招く表示に驚き』 【3/28 産経】
小山良太福島大准教授(農業経済学)の話 「福島産の食材を限定して『使用していない』と表示すれば、海外の消費者に誤ったメッセージを伝えることになり、結果的に風評被害につながる。東日本大震災から3年がたち、農産物の放射性物質のレベルは下がり、検査態勢や安全性に関する表示のあり方も整備されてきた。福島産のコメは全袋検査で安全性が確認されており、食品基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えたコメは市場には流通しない。それにもかかわらず、誤解を招くネガティブな表示をしているのは驚きで、残念だ」
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