2013-03-23

『福島原発停電 体質が変わっていない』 【3/22 東京新聞-社説】

東京新聞は、筆者の言いたいことを全部言ってくれています。補償金を払わなかったり、この会社はもうイカンでしょ。早く国有化してくださいよ。そして、「東日本国の話なので筆者には関係無い」と言えるように、早く国を割るか道州制でも導入してくださいね。
『福島原発停電 体質が変わっていない』 【3/22 東京新聞-社説】

一匹のネズミのせいだったという。東京電力福島第一原発を新たな危機に追い込んだ停電。そのもろさと公表遅れは多くの国民を不安がらせた。東電は、あの震災から何を学んできたのだろうか。

福島第一原発で停電発生、使用済み核燃料の貯蔵プールが冷やせない-。多くの人の心の中に、二年前のあの悪夢がよみがえったに違いない。ましてや、つい一週間前に、日本中が東日本大震災から二年を振り返り、過ちは繰り返さないと誓いを新たにしたばかりの出来事だ。あれだけの事故を起こしておきながら、東電は変わっていない。そう思われても仕方ない。

言いたいことは三つある。

第一に、停電事故そのものについてである。原発事故を防ぐには、何よりも「冷やす」機能が重要だ。骨身に染みたこの教訓を、東電はおろそかにしていたかのようである。

原発を冷やすには、複数の電源による強固なバックアップ体制が必要であること。これは震災が残した最大級の教訓だったはずである。ところが今回の停電は、3、4号機の使用済み燃料プールにつながる仮設の配電盤から、1号機や除染装置など計九つの装置へ逆に危険が広がった。いずれも安全確保の要になる設備である。仮設であろうと「備え」は必要だ。

次に公表の遅れである。住民自身が生命と健康を守るには、迅速かつ正確な情報提供が欠かせない。原発事故時、情報不足が適切な避難を妨げ、被ばくした被災者は少なくない。それでも今回東電は、停電から三時間以上も事実を公表しなかった。福島県などに伝えたと言うが、重大性、速報性を考えるなら、報道機関を用いるべきではなかったか。

三つ目は、公表の中身である。会見した東電幹部は、「事故」とは言わず「事象」と呼び、「原子力の世界では、放射性物質の影響が出るようなことがなければ事故ではない」と言い張った。住民の心情より原子力ムラの特別なルールを優先させる思考法も、どうやら変わってはいない。

結局東電には、住民の側に立つ視点が育っていないようだ。

放射能におびえ、不自由な暮らしを長く強いられる被災者の怒り、そして新たな事故の発生を恐れる国民の不安を共有できない限り、過ちは繰り返されかねない。信頼は戻らない。信頼が戻らなければ、原発再稼働の検討などありえない

2013-03-22

日経の滝順一君、仮説を建てて鬼の首を取った様な書き様

少し遅くなりましたが、最近登場回数が増えた様な気もします。回顧調の書き出しで始まる今回は、今までにも増して一見まともな内容です。ただ、彼が指摘している「2度」目の破壊が起きた頃、政府は住民に対してどんな情報を与えていたかも書いて欲しかったですね。彼も2年前は流した安全デマの類ですよ。そして、今さら当時の被曝量(もっとも文脈から言うと内部被曝というよりは通常の外部からの被曝のハズですけどね)がどうのこうのとか、被曝が人間にどんな影響を与えるのかとか、殺人医師山下俊一の生体実験のようなことを言ってもらっては困りますね。2度壊れようが1度だろうが、放射線量に応じた避難をするのは当然なことだからです。
『原子炉は2度壊れたか 足りない事故の全容解明  編集委員 滝順一』 【/3/18 日経 核心】

首都圏の住民で2年前の3月23日に何が起きたか覚えている人は多いだろう。

東京都水道局が金町浄水場(葛飾区)で乳児の飲用に関する暫定規制値を超える放射性ヨウ素を検出したと発表。都内23区などで乳児の水道水摂取を控えるよう求めた。この通達は翌24日に解除されたが、店頭からミネラルウオーターが消えた。

21日ころに、東日本大震災の揺れと津波で被害があった東京電力福島第1原子力発電所からのプルーム(放射性物質を含む大気)が関東平野に流れ込み、各地で高い空間放射線量率が観測されていた。放射性物質は雨で地表に落ち、河川水に混じった。

プルームの流れは風向き次第だ。たまたま首都圏に達しただけなのか。あるいは福島原発で新たな放射性物質の大放出といった特別なことが起きていたのか。そこに注目した人がいた。

日本原子力研究開発機構の元技術者、田辺文也さんは独自の解析に基づき、20日ころに1、3号機で核燃料の再溶融があったと主張した。溶け落ちた燃料が十分に冷やされず再び溶けた可能性を示した。

また円山重直・東北大学教授(熱力学)は圧力や水量の推移から3号機格納容器の破断面積が21日に拡大したと試算。「(最初の数日間での損壊に続き)原子炉は2度壊れた」と話す。

2人の根拠は、事故から2カ月後に東京電力が公表した圧力や温度、注水量などのデータにある。それによると3月19日から23日にかけて原子炉への注水量が極端に減った。とくに3号機は19日の約500キロリットルから21日はわずか24キロリットルになった。

大気中の放射性物質の観測でも異変をうかがわせるデータがある。東京大学大気海洋研究所のグループが、茨城県や千葉県などで当時観測されていた放射性ヨウ素とセシウムの比率を改めて調べたところ、21日の比率は原子炉から大きな放出があった15日の比率とほぼ同じとわかった。

ヨウ素1に対しセシウムが数分の1という割合だ。これは原子炉内のヨウ素、セシウム比に近く、炉内のガスが水をくぐらずに放出された可能性を示唆する。水をくぐるとセシウムが除かれ100分の1以下に減るからだ。

東電は注水不足を否定している。事故から半年後、いったん公表した注水量データを訂正した。

消防車で海水を原子炉に注ぎ込む際の流量測定のやり方を3月18日ころから数日間にわたり変えていたという。消防車から水が出ていく場所の流量計ではなく、原子炉に近い建屋内の計器で測る方が信頼性が高いと考えてそちらに変更した。しかし、流量が少なく表示されるのでおかしいと思い、元に戻したという。

消防車側の流量計によればこの時期の注水量はむしろ増えていたそうだ。ただ消防車から送出した水のどれだけが実際に原子炉に届いたかは正確にはわからないとの注釈付きの説明だ。

福島事故に関し政府や国会、民間有識者による調査委員会があった。しかしどの調査報告も20日以降の出来事には触れていない。事故分析はほぼ最初の1週間にとどまる。ある事故調の関係者は「手を広げる余裕がなかった」と明かす。

20日ころの報道の関心事は使用済み核燃料プールへの注水にあった。自衛隊ヘリコプターによる散水に始まり、22日からコンクリートポンプ車(通称キリン)が投入され、注水作戦が本格化した。

並行して東電は電源回復に取り組んでいた。外部からの送電線を復旧、22日に3号機の中央制御室に明かりがともった。事態好転の兆しがあり人々の目はそちらにひき付けられた。20日ころの原子炉内は検証の死角にある。

事故の全貌の理解には様々な仮説を丹念に検証していく必要がある。20日過ぎの大放出がもし確かなことなら住民の内部被曝(ひばく)を推し量るうえで重要な意味をもつ。

初期の被曝状況をあとから知るのは容易ではない。大量に出た放射性ヨウ素は8日に半減する割合でどんどん消えていくからだ。早い段階で実施された被曝検査などの実測データはそれほど多くない。そこで、いつどこにどれくらいの放射性物質が流れたかの把握が大事な手がかりになる。

それには分野を超えた知恵の結集が要る。原発の内部で何が起きていたか。放出された放射性物質はどこに行ったか。その放射性物質は人間や自然の生態系にどんな影響を与えるのか。原子炉工学から環境放射能計測、医学、生態学まで科学者がもっと緊密に協力し抜け落ちたパズルのピースを集めなければならない。

実際に新しいデータも見つかった。福島県は昨年9月、1号機の水素爆発より早い時刻(12日午後3時)に双葉町内で毎時1590マイクロシーベルトという高い放射線を観測していたと発表した。事故直後は通信途絶状態だったモニタリングポストのデータを回収し分析したのだ。

爆発直前のベント(排気)の影響か。あるいはすでに格納容器がどこかで壊れていたのか。いずれにしても初期被曝の見積もりが変わる可能性が大きい

「まだ福島事故は終わっていない」と国会の福島原発事故調査委員長を務めた黒川清・東大名誉教授は話す。その通りだ。

2013-03-21

EMOBILE STREAM X(GL07S) (11) そのうちNEXUS 5に替えるかも…

ディスプレイが気に入らなかったので、ウィジェットをダウンロードしたり、フォルダを作ったり、並べ替えたりしてこんな感じにしてみました。かなり良くなりましたが、ホームページのアプリなんかも入れ替えて、もっと美しく使い易くしたいと思います。

一方バッテリは少し落ち着いて、就寝時に50%とかになってはいますが、やっぱり不安なので、最近噂になっているNexus5とか他のモデルと1年ぐらいで取り替えてしまうということも選択肢に入れています。

因みに、その気になるNexus5と比較すると以下のようになります。あとはディメンジョン・重量・デザインと、追加費用とのトレードオフですね。

STREAM X (GL07P)
NEXUS 5
ディスプレイ
4.7インチHD (1280×720)
5.2インチOLED フルHD (1,920×1,080)
CPU
HiSilicon K3V2
クアッドコア 1.5GHz
Qualcomm Snapdragon800
クアッドコア 2.3GHz
RAM
1GB
3GB
リアカメラ
13メガピクセル
16メガピクセルby OmniVision
バッテリ容量
2,350mAh
3,300mAh



2013-03-20

電源喪失と大飯原発

フクイチの電源喪失は何とかしてもらいたいものです。全く収集がついていないのに、同じ日に規制委が大飯原発の停止を要求しないなどとコメントするなど、正気の沙汰ではありません。東電を含めテロリストと言っても過言ではないでしょう。

2013-03-19

EMOBILE STREAM X(GL07S) (10) 11日使って

1日目に2度落としましたが、いずれも柔らかい場所への落下で事無きを得ました。でも、やっぱりAriaのように片手で保持して親指でタッチするには大きすぎ、今でも落下が心配ですので、レイ・アウトのシェルジャケットを注文しました。ストラップホールが付いているとネット上の書き込みがありましたので、ここにAriaで使っていたリングを付けて指を通そうという訳です。もしホールが無くても、自分で穴を開けようと思います。あと2-3日の辛抱です。

因みに、3月18日は昼間にWebの閲覧20回、GMail受信15通で、11時間経過時点でバッテリは63%残っていました。

ホーム画面とか、まだカスタマイズしてはいません(早くやりたいんですけど野暮用が多くて…)。

2013-03-18

すしが食べたいんですけど…

以下の記事では、100円ずしが安心できるとか言っていますが、産地偽装もあるので絶対とは言えないとか、結局どっちなんだと断言できない状況であるということです。もともと魚大好きの筆者ですが、3.11以降は一度だけ日本海側で食べただけです。いちいち産地を聞くのも億劫(+お店の人に失礼?)なので、結局行かずじまいという結果になっています。一回の摂取量は少なくても、点占領被曝の影響が実証されていない限り、頻繁に摂取することは避けるのが賢明でしょうね。
『アイナメから51万ベクレル 安心できるのは「回転ずし」だけ!?【政治・経済】』 【3/11 日刊ゲンダイ】

震災から2年を迎えたが、福島原発の汚染水処理の問題は解決のメドが立たない。またしても海洋放出が避けられない事態に陥っているという。敷地内に貯蔵タンクを増設するにも、用地が足りないからだ。

それでなくても、海水汚染はすでに深刻。事故直後から高濃度汚染水が海に漏れたり、除染に伴い、海や川に放射性セシウムが蓄積されてきた。先月も福島第1原発の港湾内でとれたアイナメから、1キロあたり51万ベクレル(基準値の5100倍)のセシウムが検出されたばかりだ。

庶民の味方、回転ずしは大丈夫かと心配になってしまうが、「最新 食べるな、危険!」の著者で、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏は、意外にも「今は100円ずしが安心できる」とこう言う。

「質のいい太平洋産は、汚染レベルが高い。逆に安い東シナ海産や瀬戸内海産はセシウムの検出リスクが低いのです。100円ずしは、1皿2貫で利益を上げているため、太平洋産の高級ネタは使えない。東シナ海でとれた魚を中国で加工してコストを下げているケースが多いため、放射能という面では安全というわけです」

ただし、すしチェーンのHPを見ても分かるように、マグロとカツオは例外だ。クロマグロ(本マグロ)は、福島県沖からハワイ沖にかけて回遊してきた太平洋産が多いので注意が必要なのだ。例えば、11年8月に、米サンディエゴ沖でとれたクロマグロ15匹すべてから平均10ベクレル(1キロあたり)のセシウムが検出されている。

「なぜ100円ずしでもカツオやマグロがダメかというと、中国産と書いてあっても、太平洋でとっているものが多いからです。子どもや妊婦は、鉄火や握りは控える方がいいでしょう。インド洋でとれたミナミマグロであれば、心配ありません」(小若氏)

太平洋側でも静岡県と鹿児島県で水揚げされる南洋でとった冷凍マグロであれば、ほとんど心配はないという。

すしを食べる際の参考にしたい。

2013-03-17

徹夜マージャン (8) こういうのが本来のブログなんでしょうね

あと5時間ぐらいとか書きましたが、結局メンバーの主犯格が大事なゴルフだとかで、2時に終わりました。最後2回沈んだものの、皆様の応援のお蔭をもちましてトータルで少し浮きました。で、24時間とか構えていたのに中途半端な時間に終了となり、ネットカフェで6時間パックの後、喫茶店でモーニングを食べてクルマの試乗をしたり、街をブラブラしたりして昼過ぎに帰りました。

帰宅後はやっぱり少し眠いのでと横になったら夜の9時過ぎになり、入浴したら外出したくなってスナックへ行って唄って先ほど帰りました。

就職が決まったヒマな大学生のような、自由な時間の過ごし方って良いですよね。