2009-10-03

パラサイト(12/9)

身近な例を挙げましょう。
  1. 筆者の出身ゼミの半数は、もう名前が変わってしまったメガバンクに就職しました。その中でも筆者の入った会社を落ち(て、その理由をリクルーターに聞いてい)たK君は、金を借りてやるという申し出に勿体をつけ、中小企業の貸し出しには「ウチは10億以上売り上げの無い会社は相手にしない」とか抜かしていました。ある時平日の昼に訪ねてやって彼の支店の近くのホテルで食事をした時なんか、割り勘で筆者が渡した金を持ってキャッシャーに行ったっ切りなかなか帰って来ないので見に行ったら領収書を貰っていたのを目撃してしまったという曰くつきで、その時は本当に情けない思いをしました。こいつを破門にしたのは言うまでもありません。

  2. ゼミの先輩が支店長になっているメガバンクの支店で大暴れして、「支店長を呼べ」と言って出てくるのは、大体副支店長とかいうヤツで、支店長本人を出させます。支店長は筆者の顔を見るなり退店を懇願することが多いのですが、「だってあいつがこんなことを…」と言ってから店を出ることにしています。こんな指導までしてもらっても、手数料を取ったりするのですから信じられません。
おとなしく黒子に徹していれば良いのに、調子に乗って運転手付きの車とかに乗って、役人を接待などして料亭とかクラブとか行っているから世間の鼻つまみになってしまうのです。人間の体にたとえれば循環器系の臓器みたいなものなのですから、表に出てもらっては気持ちが悪いことこの上無い訳です。

パラサイトを読んでいただいている方にはお解りだと思いますが、銀行は、”3時までしか空いていない役所”なのです。人を呼びつけて、番号札を取らせて、コピーとかインプットとか簡単な事務をノロノロと行っていますよね、どこも。客に紙を書かせて、書き方が悪いとか人を立たせて… OA化が遅れているのも共通しています。ネット銀行の人気を見てもそれは自明です。

全編もっと書きたいことが一杯ですが、世の中の仕組みを解っていないこいつらは一生治りませんので、放置して減給して生かさず殺さずにしておくのがベストな解決策でしょう。

2009-10-02

パラサイト(11/9)

筆者は面倒くさいので調べていませんが、あの暴力帝国の金融機関の破綻に怯え、国際的な銀行規制の動きにビビり、公務員の彼らは自らタンス預金をしているのではないでしょうか。昔から大手の企業には貸し出していますが、本当に困っている中小企業・個人には非常に冷たく、税金で息を吹き返した後はサラ金を買収していたのも記憶に新しいのです。ムハマド・ユヌスさんの爪の垢でも摂取して、襟を正していただきたいものです。

だいたい国からタダで金を借りて、高金利で貸し出しサヤを取る金貸し風情が、大きい顔をしているのです。しかももともとは貸出先の金であって、決して自腹を切っている訳ではありません。こうして初めから損をする筈が無いのに傾くのは、無駄使いをしているからに他なりません。わざとOA化を遅らせて社員数を増やすとか、その社員への法外な給料とか、一等地の家賃とか、外銀の買収とか、とにかく無駄が多いと思いませんか? 特に給料は公務員と同じ程度に酷いですよね。

2009-10-01

パラサイト(10/9)

亀井静香さんのモラトリアム発言、波紋が広がってますね。徳政令とはおっしゃってませんよね。株価が上がらないのは銀行の経営がまずいせいだというのも的を射ているのではないでしょうか。外国人も日本の投資家も解っているのですよ。

ネットで見ると彼を悪く言うブログへの投稿が目に付くんですが、何か低IQ社会の写し絵のような気がして苦笑ものです。例えばgoogleの検索の上位に現れる池田信夫とかいう人のBlogの惨状は見る価値も有りません。初めて見た名前ですが、一度じっくり人物分析してみます。第一印象がこうだというだけです。このオッサンの写真の近くにある、超偉そうなヤツが社長をやっている証券会社のロゴを見たのも悪印象の一因です。ぶら下がっている投稿もフィルターにかけられたオッサン礼賛ばかり。炎上させるにはキライな何かに登録せねばならないので、登録を通してオッサンに金が入ることを考えるとこれが炎上の抑止力として働いていることもウザいですね。彼らに共通しているのは、モラトリアムそのものの評価ではなく、亀井さんの物言いの仕方からパワーポリティクスを語っているだけで、案そのものに対する分析は全く有りません(有るのに書いていないならそれこそが卑怯だし)。筆者定義の広義の公務員の寄り合いである銀行(都銀~地銀の辺りまで?)が絡むだけに、公務員本人およびその親戚連中が巣食っているだけなのではないでしょうか。レトリックだけ批判って、どこかでみたような…

2009-09-30

パラサイト(番外)

あるプロ球団の監督が、市民税を10%下げようとしているある市長に対し、始球式の後、本当に10%下がったら、住民票を移すと発言したそうです。これは我が意を得たりで、大変気分が良くなりました。この監督は最も頭が良くて、従って優し厳しいのです。持ち物の一部は筆者と同じだし、就任当時から筆者とスウィングしているようです。そのうちお会いして本物かどうか現物確認してみたいものです。

負け犬(3/2) 絞るか絞らざるか

えー、昨日聞いた進展を書いておきます。おととい、I さんがMさんのいる事業所に出張しましたが、あいにくMさんが不在だったため、Mさんの部下のOさんと話をしたそうです。

  • I さん「MさんがOさんと一緒なら(食事とかOK)とおっしゃってました。
        でも私はGさんもいいな。」
  • Oさん「Mさんとご一緒はいいけど、Gさん(前出、Mさんと同部署)も
        いいと言うならどっちかに一本化して欲しい。」
  • I さん「それは難しいです。」
  • Oさん「でもGさんは一本化しないとイヤだってきっとおっしゃるよ。」
  • I さん「えーっ?」
こんな感じだったそうです。この会話からも改めてお解りのとおり、I さんは優しいおじ様たちとお酒でも飲みながらお話がしたいというだけなのです。OさんはI さんの真意を確かめるためか、あるいはもっと深い関係を期待したのか、いずれかの理由で上記のような条件提示に至ったのではないかと思います。筆者のI さんに対するAdviceは以下の通りです。
  1. 別に一人に絞らずあらゆる機会を活用するように
  2. 周りの雑音は気にしないように
    → 直属の関係にある場合は忘年会等の機会が有るのに、
      配属の関係でイイ感じの人とそういった機会が無い人が
      なんとか努力する姿を哂う人たちの雑音は気にしなくて良い
  3. 仕事はちゃんとこなしておくこと
2.のAdviceは、I さんが珍しく気にしていたため伝えました。因みに、Oさんの部下にI さんの親しい女性の友人がいるのですが、彼女はMさんよりGさんの方が良いと言っていたそうです。

2009-09-29

食い意地

筆者は食い意地が張っているのですが、食べることに時間をかけたくないのでグルメというほどでもありません。おとといのエスプレッソで「人間の体は、欲する物を摂取すれば快方に向かうようにできていて…」とか書き始めて中断したのですが、体調が悪い時は文字通り快方に向かうため、体調が良い時はさらに快くなる(これも快方に向かう)ためと、いずれにしても食べたいものを食べるのです。毎食食べたいものを食べるためには2つのリスクを考慮しなければなりません。
  1. 食べたいものを食べるために時間が拘束される
  2. 偏ると体調が崩れる
1.は、外食かおうちごはんかの選択です。自炊が基本の筆者はあまり外食をしませんので、食べたいもの全てをカバーできる店は知りません。その時いる場所の近くにたまたま食べたい、かつ美味しいものを安価に提供してくれる店が有れば良いのですが、思い出す時間や、移動する時間を考えると無駄が多いのです。自炊と較べると、良心的な店が本当に少ないのです。また、ドンピシャの店が無いために適当なものでお茶を濁し、本当に食べたいものを食べられなくなるリスクも存在します。心の底から湧き上がる、「あれが食べたい」という思いに素直に生きたいものです。空腹時は特にイライラしますので、本意でないものを食べたり、不味かったりするのは最悪です。

一方おうちごはんならそれらの心配は要りません。自炊を続けると当然技量も上がって来ますので、食べたい食材を、最適な調理法で、作りたてで食べられるのです。さらに、ここは微妙なのですが、情感を込めることができるのです。オフクロの味を選好するのは、慣れた味だということの他に、それはご飯ではなく実は 愛情を食べている からなのではないでしょうか。メトロセクシュアルとして自炊していると、無性に人に食べさせたくなります。外食に関して言えば、こんな気持ちのシェフの店 にしか行かないのでお気に入り店数が増えないのです。

うち、そと、いずれにしても時間が掛かることはご理解いただけたかと思いますが、筆者は豪快に乱暴に創ります。でも種類が無いと、食が太いのと相まって過食になり、結果として偏ることになりかねませんので、主食・汁物以外に3つ皿をならべることを基本にしています。

2.の偏食は、上で述べた自炊で大量製造したアイテムの大量摂取(特にカレーは危険、3食連続3皿とか普通)、外食の場合店が限られることがその原因となります。

できることなら、自分で栽培・捕獲した食材を、時間を掛けて調理し、誰かにおすそ分けしながらゆっくり味わうように暮らしたいのですが、他にもやりたいことが山積みで、今は短時間に済ますことに 意地 になっています。

2009-09-28

日経

昨日の日経1面のコラムで、カツマーなる言葉を発見しました。思った通りの意味なのですが、ノウハウ本で儲けようという魂胆もどうかと思う半面、儲けられる社会も、大前研一さん言うところの低IQ社会そのものではないでしょうか。周りには本当に見本となる先輩とかがいないのでしょう。だからと言って、そんな本を買って読んで生産性を上げる前に、このFreeのブログのパラサイトシリーズを読んだ方がよっぽどSophisticateされると思うのですが…

まぁ、本でも読まない限り生き方を決められない人々には無用の忠告なのでしょうが、いつからこんな社会になったのでしょう? この程度でGNP世界(もうじき)第3位になれるのですから、他の国の社会のIQも知れたものです。こんな社会にしたのも間違い無く「官」であることは、聡明な読者には自明だと思います。パラサイトシリーズでは疲れて書きませんでしたが、こんな世の中になった原因は、殆どが「官」に有ると言えるのです。もう何百年も前から、現在で言うところの、「官」のしくみは、形を変えて続いてきました。必要悪である公共サービスを見苦しいほどに拡大させて、余分な官製雇用を創出し、それによって、低IQパラサイトを飼ってきたのです。この構図は、パラサイトシリーズで、民の特質を需要に呼応したモノ、サービスの提供と書いた正反対となっています。即ち、パラサイトは自分でお客を見つけることができない生体なのです。官製絶対の誤解のもとに、自らの仕事を有難がられていると思い込んで素人レベルでやっているだけなのです。

民はあきれてモノも言わずに税金を収めてきたのですが、そろそろ我慢も限界に近づいている証左として、死に体の旧政権が倒れたといえるのではないでしょうか? 歴代総理が馬鹿揃いであったことは単なるきっかけで、政権交代の真の理由は税金の無駄遣い是正希望以外には有り得ないのです。同じく昨日の日経に載っていた、米の投資銀行報酬規制も根っこは同じです。即ち、筆者独自定義の公務員の中に(投資銀行とは言え)銀行員は入る訳であり、税金で息を吹き返すやつらの上澄みが超高額なボーナスを貰っているのを黙って見逃すわけにはいかないという考えは、日米の民が結束すべき点でしょう。


2009-09-27

アイスエスプレッソ

筆者はコーヒーが好きで、一日何杯も飲るのですが、朝の一杯目とか、落ち着きたい時には、やっぱり美味しいのが欲しくなります。人間の体は、欲する物を摂取すれば快方に向かうようにできていて…、と書き始めるとまた横道に逸れますので、本日の本道であるコーヒーに戻ります。

寒い頃ホットなのは当然ですが、自宅ではアイス7/ホット5、空調のせいもあって外出時はアイス11/ホット1程度の割合になります。でも、外出先でいわゆるアイスコーヒーを頼むと不味いことが多いので、通常はエスプレッソを頼んで、追加でグラスにアイスを入れてもらいます。で、自分でエスプレッソをこのグラスに移すのです。筆者にとってこれが一番美味しいアイスコーヒーの飲み方です。エスプレッソを作り置きするお店は少ないので、一杯ずつ淹れたコーヒーの香りと味を楽しめることになります。実は、筆者がオーダーしたためにアイスエスプレッソをメニューに加えたカフェは少なくとも3店有ることが判明しています。唯一の例外は筆者のよく行く喫茶店のアイスコーヒーで、なおかつ砂糖を溶かしたものをオーダーし、上質なミルクを混ぜるのですが、特に夏の暑い日には、それはもう「XXXのアイスコーヒー」という固有名詞の付いた清涼飲料水となるのです。因みに、ここへ行くとアイス/ホットは12/0となります。

自宅でホットの時は、モカブレンドの粉を買って来て使います。ミルも有りますので、たまには冷凍してある豆を挽きます。豆はいくつか試しましたが、やっぱりモカを選好することが多いようです。

外出時の時間の合間とか、長時間電車に乗る時には、止む無く缶コーヒーを買いますが、最近はあるコンビニチェーンの一杯入れコーヒーを第1優先にしています。