2013-06-01

深海のセシウム汚染(海はホントはストロンチウムの方が怖ーい)

フクシマ由来だとどう特定したのか、また、濃度も不明ですが、こんな深海にもセシウムが沈着しているのですね。もしフクシマ由来だとすると4ヶ月でここまで到達するなんて恐ろしいことです。米国から汚染の賠償を請求される可能性は低いでしょうが、カナダや中南米の国々からは言われたら困っちゃいますよね、どうせ応じないのでしょうが…
『深海7千mに原発事故セシウム 海洋研究開発機構など調査』 【5/29 共同】

太平洋沖の日本海溝の最深部に近い水深約7260メートルの海底で採取した泥から、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを検出したと、海洋研究開発機構などのチームが29日、英科学誌に発表した。

これほどの深海から原発事故のセシウムを検出したのは初めて。チームはプランクトンの死骸などに吸着され、沈降したとみている。

チームは、東日本大震災から4カ月後の2011年7月、宮城県沖の震源から約110キロ東方の日本海溝を調査した。

2013-05-31

流通している食品のセシウム汚染 (12) 山形のワラビ

『仙台市の農産物直売所で売られていた村山市産のワラビから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える120ベクレルの放射性セシウムが27日に検出された』【5/30 毎日地方版】そうです。所詮はサンプル調査ですからこういうことになるのです。産地を確認しないとザル検査を通り抜けた汚染食品を口にすることになるのです。

『県農業技術環境課は「安全を確認して出荷したにもかかわらず、今回の結果となった。厳粛に受け止めている」と』【同】していますが、繰り返しますが所詮はサンプル調査です。

2013-05-30

もんじゅを永遠に葬って

日本原子力研究開発機構って、J-PARCもやってるんですよね。非常に性質の悪い機構らしいですね。『原子力規制委員会は29日、原子力機構に対し、運転再開に向けた準備作業を当面進めないよう命令することを正式に決定した』【5/29 時事】と伝えられていますが、「当面」ではなく、「永遠」に葬って欲しいものです。全く稼動できない施設で、被曝を増やすだけの施設など、株で言えば損切りとして見限る対象です。今後の未実現損失の方が怖いですからね。

2013-05-29

アナンド・グローバー氏の報告書

武田邦彦教授のブログで知ったアナンド・グローバー氏の報告書の中で、印象に残ったのは以下の項目です。ホントに恥ずかしい国です。
避難地域・公衆の被ばく限度に関する国としての計画を、科学的な証拠に基づき、リスク対経済効果の立場ではなく、人権に基礎をおいて策定し、公衆の被ばくを年間1mSv以下に低減するようにすること 
原発災害による損害について、東京電力等が責任をとることを確保し、かつその賠償・復興に関わる法的責任のつけを納税者が支払うことかないようにすること
『福島の原発事故「住民に情報を」 国連人権理事会に報告』 【5/28 朝日】

【ジュネーブ=前川浩之】東京電力福島第一原発事故後の人権状況についてまとめた報告書が27日、国連人権理事会に提出された。住民の知る権利をさらに保障し、政策決定に地元の声をより反映するよう求めている。

人権理事会に任命された「健康を享受する権利」の特別報告者、アナンド・グローバー氏が昨年11月に訪日し、日本政府や市民団体の意見を聞いて報告書を作成した。甲状腺検査を受けた子どもの保護者が、検査記録を見るためには福島県の複雑な情報公開請求手続きを取る必要があることに触れ、「私的な情報を保護しつつ、保護者らの情報アクセスを簡素にする」よう勧告した。

また、国のエネルギー政策作りや原子力規制作りの過程で、「地元コミュニティー、特に(高齢者や妊婦、子どもなど)弱い立場にある人たちの効果的な参加」を促した。

日本政府は報告書への反論を提出し、甲状腺検査について「(簡易な)結果は全員に伝えた。17万人中、請求のあった200人には詳細な結果を公開した」とし、政策決定には「パブリックコメントを実施している」と主張した。

2013-05-28

流通している食品のセシウム汚染 (11) スーパーの食品

週刊金曜日ニュースからのリンクでグリーンピースの調査結果の記事に辿り着きました。やっぱり大手スーパーを全面的に信用するのは危険かも知れません。魚は泳ぐし、揚げ港の表記偽装も考えられるし、非常に厄介です。ベクレル数は国の基準より少ないと言う方々に買い占めてもらった方が良いのですが、さらに良いのは東電が全て買い取るということは昔から決まっています。
『食品放射能調査第13回目 スーパーマーケット 魚介類』 【4/23 グリーンピース】

食品流通の中で広がる放射能汚染を調査するため、東京都、神奈川県、大阪府、奈良県のスーパーマーケットで抜き打ち調査を行いました。この調査で検査した食品の購入は、ボランティアの市民調査員の方がご協力下さいました。みなさまありがとうございました。
放射能測定室 シルベク 食品放射能調査
13回目:スーパーマーケット魚介類
調査結果
検査結果と商品およびサンプル購入先店舗

4月3日から15日にかけて、13道府県を産地とする30サンプルの魚 を検査した結果、2サンプルからセシウム137を検出しました。

検出された2サンプルは下記の通りです。

イトーヨーカドー(神奈川県)で購入した岩手県産のマダラ 1キログラムあたり7.4±1.5ベクレル
ダイエー(東京都)で購入した宮城県産のネズミザメ(商品名はモウカサメ ) 1キログラムあたり5.5±1.3ベクレル
商品およびサンプル購入先店舗などの情報は、PDFでご確認ください。

オンライン署名へ
イトーヨーカドーで購入した商品からは、前回の調査でもセシウムを検出していますが、イトーヨーカドーは「問題ない」「新たな対応をとることはない」と回答しています。
また、2013年2月にグリーンピースが発表した「お魚スーパーマーケットランキング」では、対象企業中唯一詳細情報の提供を拒否し、最下位にランクされています。
このように消費者を軽視した体質の改善を求めるためにも、スーパーマーケットに声を届けるオンライン署名を実施しています。
ぜひ今すぐご参加ください。

一方でダイエーの担当者は「調査を有難うございます。今回の調査結果を受けて今後の対応を社内で検討します。」との回答でした。

調査内容
調査期間: 2013年4月3日〜4月15日
対象: 19サンプルの東日本産の魚と11サンプルの西日本産の魚、計30サンプル
産地は下記13道府県
北海道、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県、三重県、和歌山県、京都府、兵庫県、鳥取県、長崎県、大分県、鹿児島県
購入場所: 大手スーパーマーケット5社、イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友の東京都、神奈川県、大阪府、奈良県の店舗
検査方法: 第三者機関(株式会社エフイーエーシーと株式会社エコプロ・リサーチ)で、ゲルマニウム半導体検出器を用いてヨウ素131、セシウム134、セシウム137について検査(第三者機関からの検査報告書PDF >>)

2013-05-27

長距離移動で疲れました

昨日いた場所から帰りは渋滞含みの高速道路で6時間ぐらい掛かりました。やっぱり少し遠いですね。電車だと楽なのですが、荷物を持って同じぐらいの時間を要しますので、車の方を選んでしまいます。

2013-05-26

海に面した温泉

ゴールデンウィークに引き続き今週末は遊びに出ています。明日お休みをもらって今日はゆっくりしています。海に面したベランダで書いています。長文は書けませんのでこの辺で失礼します。