2010-03-20

日産

外資系なのにアルファベットだとJapasanでなくNissanなので日本語の社名にはそのまま「日」出ずるところが出ている変な会社ですが、最近話題ですね。
  1. ルノーと一緒にダイムラーと提携
    現金か株式が動くのでしょう。調達部品共通化によるコスト低減以上の効果を出せるかどうかですね。
  2. 電気自動車
    リーフを米に加え、欧州でも生産するようですね。早くハイブリッドを捨てて、プラグインも捨てて電気自動車に本気にならないとトヨタはアブナいですよ。「チャデモどうですか?」と誘って電気自動車だけ日産と提携したらどうでしょうか? 特にこれは異業種からの参入すらある訳ですから…
でも、リーフのデザインは何とかなりませんかね。

2010-03-19

クロマグロ - オーストラリアは?

禁漁にならなくてホッとしましたね。まぁ一刻も早く畜養しないと。

しかし、日本と一緒になって反対投票したオーストラリアという国って一体何なんでしょうね。シー・シェパードの寄航を許したり、高官が日本を捕鯨で訴えるとか言ってみたり。クジラはマグロの稚魚も食べますよ。

トヨタ(8) 愚直

トヨタの誰かが「FY09はリコールが無ければ黒字だった」とか発言した旨の記事を読みました。それを言うなら「FY08もリコールが無ければ黒字だった」と言えばスッキリするのにと思います。

先代の社長が力説したと聞いている「愚」かで、バカ正「直」な会社から愚直を強いられる社員こそが可哀想でなりません。力説した本人はクビにもならずにのうのうと副会長に納まっていますね。まぁ民間なのでこの辺りにしておきましょうか。

2010-03-18

チャデモどうですか?

急速充電器のデファクトスタンダードでリードしようと、東電とトヨタ・日産・三菱・富士重の自動車4社が協議会を発足させました。充電器と言えばケータイで困ったのが機器側の差込口の形状の違いですよね。同様に、この協議会が標準化したいのは、車側の差込口の形状なのでしょうか? もしそうならISOかどこかに自らの形状を売り込めば良いのではないでしょうか? プラグインや電気自動車を既に発売したメーカーとしては取っ掛かりが遅すぎませんか? 協議会がやろうとしている内容や、参加していない電力会社・自動車会社の動向も気になりますね。これで欧米に勝てるのでしょうか

2010-03-17

JAL(24) 対象拡大

今度は特別扱いだったパイロットが加わり、グループ2,700人の削減を目指す「募集」は活発化の一途なのですが、それは裏返すと「応募」が低調であるという証明になります。9年前にマツダが同じく30代以上で募集した1,800人の枠に1分で3,000人とも3,500人とも言われる従業員が応募し、結局2,200人が会社を去って行ったケースや、同じ年の三菱自工の800人の募集枠に1,900人の応募といったケースと比べると雲泥の差がありますね。もっともマツダはこの時は米人社長が米国流に大盤振る舞いをしたと聞いておりますし、両社とも自力で募集していますので、そこはJALとは訳が違うのでしょう。JALの条件は相当悪いのではないでしょうか?

それにしても、一昔前との比較ではありますが、再建の可能性の有る会社に応募が殺到し、税金を無駄遣いして再建を図る会社の応募伸び悩みというのはどうしたものでしょう。しがみついても、退職金・年金がさらに下がる可能性も大ですが、50代なら閑職みたいなところで少し悪くなった条件でいいやという考えは解らなくもありません。しかし、既に35歳代からの募集になっていながら応募低調というのは、よっぽどJALというブランドに愛着が有るか、不況下で転職が不安なのか、今の条件があまりにもオイシイものなのでしょう。変な話になりますが、若い人向けだけ大盤振る舞いをしたらどうでしょうか? 50代とかはさんざん甘い汁を吸ってきたでしょうから、ここはもう少し税金を使っても良いので、遮二無二コスト削減を進めてもらいたいものです。

2010-03-16

リストラ~仕事人根性

これまで、「統べる」で書いてきましたが、リストラに関して言えることは、企業はリストラしなければならないと思った時には既に財務面からリストラできないということです。JALも最後には当座の資金繰りからあんなことになりましたが、GMも同様で、潰れてから清算していてはやはり決定的に遅いのです。換言しますと、潰れでもしない限り真のリストラは不可能、あるいは潰れてもなおどこかに緩みが生じるということです。

企業イメージの破壊にも繋がるこんな状況に陥る理由を考えながらコメントしてみます。
  1. 民間企業の外部監査などアマアマである
    - 上場企業は役員の報酬すら開示しようとしない
  2. 雇われ風情は目一杯抜くことだけを考えている
    - 組合員は力を合わせ、経営陣は自らルールを作り、あの手この手で現金の獲得および獲得できる仕組みの構築に邁進します
    - 後者は獲得金額極大化のために例えば民間天下りの構図を作り上げ、民間談合やポスト数維持に役立てる
  3. でも、上記のツケは、JALのようになれば退職後も年金受給額減額等の後味の悪い形で支払うことになる
  4. オーナー社長だけは家業なので必死になれる(モリゾーさんのように)
  5. 本当に「毎日」リストラをしなければならないのはパラサイト集団(官公)であるが、2.には既にパラサイトたる兆候が現れている
    → これがいわゆる「凄まじい」宮仕えというものですが、筆者の眼には「卑しい」としか映りません

2010-03-15

未達空港(3) 茨城やっぱり

週末のテレビ番組で、自民党のヌカガというオッサンが、「最悪の状況で開港するのだから、これ以上悪くなることはない」とヌカしています。茨城空港の採算性検討に加わった元JALの方が、お上から、「そんな搭乗者数では空港が造れない」と言われ80万人の搭乗者数を捏造したとのインタビューも放送されました。

もう皆さんもよくご存知だと思いますが、やっぱりの感を強くしました。今までの実績が物語っていますからね。

2010-03-14

環境2元論

環境とは現時点のWikiによりますと、環境は以下のように解説されていますが、こう見えても筆者は人類ですから、今日は狭義はマフィアに勝手にやってもらっとくとして、広義の方について書きたいと思います。
  • 広義においては人、生物を取り巻く家庭社会自然などの外的な事の総体であり、狭義においてはその中で生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。特に限定しない場合、人間を中心とする生物に関するおおざっぱな環境のことである場合が多い。
特に広義の中でも人工的な、社会的な環境に関して論を進めます。人類には2種類あって、環境を全面的に受け入れるタイプと、環境に働き掛けてよりよい生活を望むタイプです。それぞれパッシヴとポジティヴと換言できます。もちろん100%の両極端の人ばかりでなく、その中間の人たちがまだらに共存しているのが今の社会だと言えましょう。

筆者はかなり重度のポジティヴです。で、筆者から見るとパッシヴの人たちはこんな風に見えます。
  1. パブロフの犬状態である
  2. 何でも環境のせいにする
  3. 2.をなじるとまじめな人は自分を責める
今の日本は国家がパッシヴ人間増産を奨励しているようにしか見えません。そんなのポジティヴ人間の思う壺ではありませんか?