河村市長が昨日辞任しましたが、それに先立って20日に神田愛知県知事に挨拶をするために隣の県公館に出向いたそうです。知事選不出馬の神田知事は、河村市長に対し、『「あまり無手勝流にならないように」などと再三にわたりくぎを刺』し、『「ここ2年で県税は5000億円減っており、とても減税できる状態ではない」と懸念を示した』そうです(いずれも中日Web)。
やっぱり減税に関しては他の市長・知事立候補者(除く大村候補)と同様の発言を繰り返しています。石田芳弘候補などと全く同じ匂いがします。企業業績(特に自動車関係)が好調なころの企業・個人の地方税を原資として諸施策を計画・予算立案し、いわゆる事業仕分けやコスト削減を疎かにしてきたツケが回った状態をして、減税余地が無いと発言するということは、何たる反省の欠落なのでしょうか。県民市民に有難がられるサービスを低コストで行っているかどうかを振り返らないでいては、ムダ遣いの癖は抜けず、往時の好況が望めない現在、この街に減税などは半永久的に不可能なのでしょう。企業頼みの愛知万博を成功(?)させたぐらいで、この知事が職責を全うしたなどとは決して言えるものではありません。
2011-01-22
2011-01-21
発熱して解ったこと
先週の3日間の発熱は大変でした。回復から1週間、健康に生活できる幸せを噛み締めていますが、今回はこんなことを考えました。実感しただけで、よく調べてはいませんので、言わば「思いつき」程度ですし、そんなことは知っているといわれそうではありますが、数年に1回しかこういった症状に陥らない筆者からすると解ったような気になってしまうのです。
- 風邪の菌というものは無い
筆者が今回感染したのは先生の診断からほぼ溶連菌に特定できるようですが、インフルエンザを始め、多分他にも各種の菌があるようです。空気感染・経口感染いずれの場合も咽喉部分が体の中心に向かう経路となり、菌が住み着き易い場所になっているようです。住み着いた菌は自己増殖し、免疫細胞と闘いを始めることにより発熱するのでしょう。今回は咳や鼻水の類がほとんど出ませんでしたが、そういった症状を出させる他の菌を含めて、いわゆる風邪という症状の原因となる菌のグループが有るということなのでしょうね。 - 抗生物質で治すと免疫ができないかも…
今回は発熱→解熱剤服用のループを3回繰り返し、結局抗生物質に頼ったのですが、菌と免疫細胞の闘いの証である発熱を強制的に3回も中断させていますので、免疫細胞あるいは筆者の体自身がちゃんと敵を記憶していない、あるいは敵への攻撃力を蓄えなかった可能性が有ります。溶連菌に再度感染する可能性はゼロではないのでしょう。
名古屋市民税 (120) はっきりさせましょうね (3) 減税に対する意識
16日に中日新聞が開催した市長選立候補予定者の討論会の結果がWebに順次公開され、今日は減税に関する各氏のコメントが掲載されています。筆者が昨日書いた「ムダ遣いを止めるのを待っていたら減税は永久に不可能」という論を念頭において以下を見ていただければ、争点の1番目に対する本気度が浮かび上がります。1丁目1番地にたどり着いた河村さんに比べると、他の候補は経験も考えも足りないようです。
杉山氏
安い税金で社会保障をしっかりやれれば、それに越したことはない。しかし生活保護が増える中、必要な財源を減税に充て、人を救えなくなっては仕方ない。預かる側が貴重な血税だと認識することが必要。徹底的に無駄をなくすのが政治家の務めだ。
河村市長
減税で起債が増えたと、うそを言わんでほしい。総務省は、減税額を上回る行財政改革をしないと起債できないとしている。政治は納税者と徴税者の飽くなき戦いで、税金を減らすのが政治の本質だ。
八田氏
税金の集め方と使い方を議論するのが政治。減税で歳入が226億円減るが、これを年収800万円以下を対象に減税すると歳入減は106億円で済む。残った120億円で国民健康保険料の引き下げや保育園の増設もできる。
石田氏
社会人として納税は義務であり、モラル。それを教えていくのも民主主義の教育だ。まず考えるのは何を行政サービスで行うかで、今の日本は、福祉のために税をいただかないと成り立たない。
2011-01-19
名古屋市民税 (119) はっきりさせましょうね (2)
はっきりさせなきゃいけないことがもう一つありました。河村市長の対立候補が減税に対して口を揃える奇妙な主張があります。それは、「減税の財源が無い」というフレーズです。ちょっと聞くともっともなように思えますが、本当にそうでしょうか? 住民投票にあたっては、以下の3番目のポイントも名古屋市民には理解しておいてもらいたいものです。
3. 減税すれは、ムダ遣いが減る
→ 減税しなければ、ムダ遣いが減らない
→ ムダ遣いを止めるのを待っていたら減税は永久に不可能愛知県は過去何年か自動車産業の利益の恩恵に与かり、多額の税収をenjoyしてきました。その期間中、公務員の給与(当然名古屋市議も)は、優良大企業の平均の賃上げ率を参考にした人事院勧告に従って上がり続け、寄生する企業が疲弊しようが、従業員の給料が下がろうがお構いなしであったはずです。そして、公僕でありながら、その収入は民間と逆転しているのです。阿久根市が良い例でしょう。そして、右肩上がりの予算は、使い切るという悪習から遣われ続け、コスト意識も無く、公務員の給料以外の喜ばれないことにもジャブジャブと遣われてきているのです。要するに、ムダ遣い撲滅への抵抗勢力である議員さえいなければ、誰が市長をやっても減税は可能なのでしょう。
2011-01-18
名古屋市民税 (118) はっきりさせましょうね
市議会解散を問う住民投票が昨日積雪の中で告示されました。署名の段階にはタカを括っていた市議会側も、解散反対に投票するよう街頭で演説をしています。横井議員生活互助会長も念仏のように、市長の独裁とか、余分に掛かる費用とかを唱えているようですが、以下ははっきり言っておきたいものです。
- 市議連中は、あの程度(もしくは”ゼロ”)の活動で民意を把握していると、完全に誤解していた・今なお誤解していること
- 名古屋市民には、市民(代表としての河村市長)を馬鹿にし続けた市議に愛想を尽かすべく、グルの市”専”管の嫌がらせも忘れずに、キチンと投票して欲しい
2011-01-17
完治宣言とお礼
完治と言って良いでしょう。夕方通院しましたら、先生からもOKサインをもらい、今有る抗生物質が無くなったら服薬も終わりです。どうも溶連菌という菌に感染したようですが、これに感染するのは子供が中心とのことでした。いつまで経っても子供である筆者に相応しい菌であったようです。1週間遅く感染したなら、寒波の中もっと大手を振って休めたのに… という気もしています。励ましとかをいただいた方には本投稿を以ってお礼に代えさせていただきます。ありがとうございました。
2011-01-16
竹原阿久根市長 (2) やっぱりやり過ぎ?
3度目の正直なのか、対立候補8,509票、竹原さん7,645票で落選しちゃいましたね。やっぱりちょっと強引過ぎたんでしょうか、その結果として市民が離れ始めているという昨夏の筆者の予感現実化なんでしょうか? でも僅差ですし、2/20の市議会解散請求住民投票の結果を待ちましょう。こっちも解散になるんでしょうね、きっと。
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