2013-05-18

セシウムJTタバコ

食べて応援もイヤですが、吸って応援の方がもっとイヤです。筆者がタバコ銘柄を換えたことは以前お伝えしたとおりなのですが、土地も綺麗になっていないのにまた生産農家が増えるようです。ホントに国産のタバコを吸い続けている人たちは気をつけた方が良いですよ。内部被曝で肺がんになっても、それを証明できる人はいませんし、JTが認めるなんてことは絶対にありませんからね。
『20戸増え377戸 今年耕作する県内葉タバコ農家』 【5/16 福島民報】

平成25年に耕作する県内の葉タバコ農家は377戸(耕作面積333ヘクタール)で、24年に作付けした357戸(同323ヘクタール)から20戸増えた。県たばこ耕作組合が15日、田村市の事務所で開いた代議員会で報告した。

日本たばこ産業(JT)が葉タバコ購買の際の放射性物質の畑の基準値を、前年の土壌1キロ当たり1157ベクレルから2226ベクレルに緩和したため耕作農家が増えた。乾燥済みの葉を対象に行う購入前検査のセシウムの基準値は引き続き、1キロ当たり100ベクレルとする。

避難区域の167戸、土壌中セシウムが2226ベクレルを超える地域の124戸の計291戸は3年連続の休作となる。組合は放射性物質の推移を調べるため、避難区域以外の休作農家にそれぞれ5アールの試験耕作を要請する。

東京電力福島第一原発事故の起きた23年には、県内の葉タバコ生産農家全てが作付けを見送った。24年は避難区域と、葉の放射性セシウムがJT基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える可能性の高い地域を除いてJTと農家が購買契約を結んだ。

その後、JTの購入前検査で旧小野田村(白河市)の3戸が生産した葉から基準値超のセシウムが検出され、購入不可となった。

代議員会では、4月の役員選挙で渡辺実組合長を無投票で再選したことが報告された。

2013-05-17

Google I/O

5/15開幕のGoogle I/Oでは、ハード面でbig newsは無く、スマホ関連ではSamsung のGalaxy S4のNexus版の発売だけが筆者の目にとまりました。発売はとりあえず米国だけらしいですし、EMobileのStream X購入後3ヶ月に筆者には余程のことがない限り物欲のトリガーにはなりません。そのStream X は快適そのものでバッテリのも(保)ちも1日使って少なくとも50%は残っています。最近はよく株価のチェックなどもしていますのでこんなところですが、余り使わない日は70%台の残量になることもしばしばです。

2013-05-16

睡眠パターン回復!?

連休前の徹夜マージャンから、海外渡航で遊び過ぎ、睡眠のパターンに偏重をきたしていました。帰国後は毎晩2時ぐらいに入眠して朝10時ぐらいまで寝ていたり、GW明けの先週は、毎晩1時ごろの入眠で、7時ごろまで寝ていました。週末に少し調整して、月曜は11時半に入眠/5時半起床と、本来のパターンに戻りました。次はやはり9時・10時の入眠が目標になります。

2013-05-15

捨て場の無いものが多すぎますね


ホットスポットで有名になった千葉県柏市の焼却灰はやはり高濃度で汚染されています。5万Bq/kgを超えており、その上直近になればなるほど値が上昇しているとのことです。そして、『10万ベクレルを超えると、公共水域、地下水と遮断される場所に埋め立てることになっている』ようです。

フクイチ周辺の汚染水や、使用済み核燃料の処分・処置に困るだけではなく、こういった廃棄物やがれきも行き場が無いのだということを認識せねばならないでしょう。
【放射能汚染進行中?】千葉県柏市、過去最悪5万1200ベクレルの放射性セシウム焼却灰を保管施設へ搬送 【5/13 ベストアンドワースト】

2013-05-14

もんじゅ…

こんな杜撰な施設は即刻廃棄に限ります。何年もまともに動かず、事故ばかり起こし、脱原発をすれば全く必要の無い施設です。しかし、自治体の長は原発乞食ばかりで情けない限りです。規制委は本気でやって欲しいものです。
『もんじゅ 施設の使用停止命令を検討』 【5/13 NHK NEWSWEB】

福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」について、国の原子力規制委員会は、重要な機器の点検漏れなどが相次いでいることから、施設の使用停止を含め、法律に基づく厳しい命令を出す方向で検討していることが分かりました。
もんじゅは今年度中の運転再開を目指していますが、異例の命令が出ると、再開が遅れる可能性があります。

福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」は、ナトリウム漏れ事故以降、14年余り止まった状態が続き、3年前に運転を再開しましたが、燃料を交換する装置が原子炉内に落下するトラブルが起き、停止したままになっています。
もんじゅでは、安全上重要な機器の点検漏れを含む9800余りの不備が見つかり、もんじゅを管理している日本原子力研究開発機構は、ことし1月、報告書をまとめましたが、その後も点検漏れが発覚し、国の原子力規制庁は2月に立ち入り検査を行っています。
これを受けて規制委員会は、日本原子力研究開発機構に対し、「管理体制に問題がある」として、法律に基づく厳しい命令を出す方向で検討していることが分かりました。
具体的には、施設の使用停止や点検方法などを定めた「保安規定」の変更の命令が検討されていて、命令が出ると、運転再開に向けた燃料の交換や制御棒の動作などの準備作業ができなくなるということです。
規制委員会は、15日の定例の会合で議論することにしていて、今年度中の運転再開を目指しているもんじゅは、異例の命令によって再開が遅れる可能性があります。
日本原子力研究開発機構は、「原子力規制庁の指導に従って適切に対応し、必要な点検作業を速やかに行ったうえで、改善に向けた計画を立てていきたい」と話しています。

たび重なる不備も研究継続の方針
高速増殖炉「もんじゅ」を巡っては、去年9月からの国の保安検査などで安全上重要なものを含む9800件余りもの機器で点検漏れが見つかり、その後も点検の不備が発覚するなど、原子力機構の管理体制が厳しく問われていました。
去年9月の点検漏れは、当時の原子力安全・保安院が、3か月に一度行う保安検査の中で見つけたもので、点検の時期の延期や変更などを内部的に報告するための書類9800件余りが処理されずに放置されていました。
事態を重くみた原子力規制委員会は、去年12月、原子力機構に対し、原因の究明と再発防止を命じ、機構側はことし1月末に報告書を提出しました。
しかし、この報告書の中でも再び不備が見つかりました。
安全上最も重要な機器について点検を終えたとしていた55件の中に、実際には点検が終わっていない機器が5件含まれていることが分かったのです。
原子力規制庁は、報告から2週間後に急きょ立ち入り検査を行ったほか、ことし3月の保安検査でも通常よりも期間を延ばして検査を行った結果、非常用ディーゼル発電機など安全上最も重要とされる10の機器について、点検の期限を過ぎて、最大で1年以上放置されていたことなども分かり、原子力機構の安全管理体制が厳しく問われていました。
ナトリウム漏れ事故のあと、14年余り運転が止まっていたもんじゅは、3年前に試験運転が再開されましたが、燃料を交換する装置が原子炉内に落下する重大なトラブルが起きて、再び運転が止まったままになっています。
この間、もんじゅの扱いを巡って、前の民主党政権が去年9月に新しいエネルギー政策をまとめ、「高速増殖炉の開発成果を取りまとめ、年限を区切って研究に活用したあと、研究を終える」と位置づけましたが、その後、自民党政権になって、研究を継続する方針が示され、今年度の国の予算では、維持管理と安全対策の費用として、前の年度とほぼ同じ174億円が計上されていました。
地元市長「調査進めながら運転再開を」
高速増殖炉「もんじゅ」の地元、敦賀市の河瀬一治市長は、「1万件ほどのミスがあり、遺憾に思っている。一方で使用済み燃料の研究など、大きな成果を挙げているので、できるだけ早く運転を再開し、『核のごみを減らす』という未来に負担をかけないための研究をするという重要な使命を帯びている。調査を進めながら運転再開を進められないかと原子力規制庁にはお願いした」と話しています。

2013-05-13

原発輸出を主張するバカな評論家

たかじんが再休養となった昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」で、原発輸出の是非を巡って議論がなされ、またしても政治評論家の加藤清隆が賛意を表明していました。曰く「一人もあの原発事故で亡くなった訳ではない」と、言ってはいけない言葉を吐き、乱暴な口調で品性を疑いました。津波で家族を失った上に、職場・仕事を奪われた人々が聞いたら非常に不愉快な思いをされることは確実です。また、総選挙で自民党が選ばれたから国民は原発賛成だとか、余りにも稚拙な論の展開でした。

以下、3/24のブログからの再掲ですが…
『たかが「政治」の「評論家」が力んで主張していましたが、しかし頭悪いですねー、こいつ。一方、反論した竹田恒泰講師はまともでしたねー。』

2013-05-12

流通している食品のセシウム汚染 (8) フクシマの山菜

廃棄物並みの放射性物質が検出された山菜は、フクシマ産ですからしょうがないと思いそうですが、どうもそうではないようです。東京の線量も最近上がっているとの情報もありますので、やっぱりフクイチから高濃度の放射性物質が排出されているのではと疑いたくなります。

山菜の状態はあと2-30年は変わらないのでしょうが、最近は本当に報道が少なくなっていますので、いろいろ情報をチェックするしかないでしょうね。
『山菜・野草のベクレル最高値!福島産”コシアブラ”から7700ベクレルの放射性セシウム検出!』 【5/11 ベストアンドワースト】

■”コシアブラ”7700ベクレル!”ゼンマイ”4500ベクレル!

2013年5月10日、厚生労働省は「食品中の放射性物質の検査結果について(第637)」を発表した。

同発表により福島県葛尾村で採取された”コシアブラ”から最大1キログラム当たり7700ベクレルの放射性セシウムが検出された。

また、楢葉町で採取された”ゼンマイ”からは4500ベクレルの放射性セシウムが検出されるなど、高濃度の放射性セシウムに汚染された山菜・野草が発見された。
埋め立て基準値となる放射性セシウムの値が8000ベクレル。今回の”コシアブラ”から検出された7700ベクレルはこれに迫るものである。

1位:福島県葛尾村産”コシアブラ”(7700ベクレル
2位:福島県楢葉町”ゼンマイ”(4500ベクレル
3位:福島県楢葉町”タラノメ”(1400ベクレル

今回の検査は過去の検査とはレベルが違う。

一気に過去の放射能汚染山菜・野草ランキングのワースト3を独占した。

■100ベクレル以上の山菜・野草が17件

今回の検査で1000ベクレルを超える山菜・野草は3件になった。

食品基準値の100ベクレルを超えているものは合計で17件である。

緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
No.28、29:福島県産ワラビ(2)(Cs:310、220 Bq/kg)
No.44、45:福島県産ゼンマイ(2)(Cs:4,500、580 Bq/kg)
No.50:福島県産フキ(Cs:210 Bq/kg)
No.65、66、69~74:福島県産タラノメ(8)(Cs:130~1,400 Bq/kg)
No.78、80:福島県産クサソテツ(コゴミ)(2)(Cs:250、210 Bq/kg)
No.83:福島県産コシアブラ(Cs:7,700 Bq/kg)
No.93:福島県産タケノコ(Cs:120 Bq/kg)

これも過去にない多さである。

また、100ベクレルを超えることは無かったものの50ベクレル以上の山菜・野草は5件となった。

福島県葛尾村産”ワラビ”(81ベクレル)
福島県古殿町産”タラノメ”(73ベクレル)
福島県昭和村産”クサソテツ(コゴミ)”(60ベクレル)
福島県西会津村産”コシアブラ”(76ベクレル)
福島県天栄村産”タケノコ”(84ベクレル)

今までの検査では、福島産の山菜、野草は他の地域と同程度の放射性セシウム汚染であったが、今回の検査では桁違いのベクレル値を出したようだ。