2010-07-31

マイナスの感情 (2) 財力と能力

28日にお金(持ち)に対するねたみについて書きましたが、能力に対するねたみはどうなのでしょうか? これも同じで、ねたんでいる暇が有ったら、近付いて能力アップの秘訣でも聞き出したらどうでしょうか。有能な人はその問題解決のスピードが速いために一般的に暇であり、他者にボランティア的にアドバイスすることを好みます。失礼にならないように、また師弟関係のように、いろいろ質問してみてはいかがでしょうか?
《ここからは28日とほとんど同じ表現なのですが…》
お金持ちと同じように、大きく分けると下品にひけらかすヤツと、控えめな人、に集約されます。もちろん中途半端なのもいますが、滑稽なのは、自分で獲得したわけでもない(実際には能力が無く、世襲の地位等をバックに有能だと思い込んでいる)のにひけらかすヤツで、子供を含めフォロワーがろくな人間にならないのは必定です。

お金と能力の間にはゆるやかな正の相関関係が存在すると筆者は見ています。財力と能力に関しねたみが発生しがちなのは、ボンボン(や成金)や不相応な地位に着いたやつらが、優越感を表す場合であるとも見ています。ただねたむだけなのは、非情に卑しい感情で有ると言わざるを得ません。

2010-07-30

名古屋市民税 (49) 法律の知識も倫理観も無い市議

河村市長の再議通告に市議が逆上しているようですね。対象は市版の事業仕分けなのですが、昨日書きましたとおり、違法の可能性が有るので、いくら『市側(職員であり市長は疎外)と協議を重ね』(中日新聞Web、以下『』は同様)ようが、法学部卒業の藤田和秀議員が言うとおり、『4項の再議は重い』のであり、今さら『他都市の事例を含めて検討を始めて』も遅いですよね。違法の可能性ノーチェックで決議したということも耳を疑いますし、そもそも違法と言われそうなことぐらい、通常の倫理観を保有しているなら気が付くはずです。そんなレベルなのでしょう、ここの市議は。個人的には愛知県知事が口出しをし、法廷闘争になりながらリコールに雪崩れ込むという絵を見てみたいですねー。

2010-07-29

名古屋市民税 (48) トリプル選挙へ着々と

6月定例議会決議の3条例のうち、公開事業審査条例が(9月に)再議となりました。今回の再議は議決に不服のあった以前のそれと違い、地方自治法176条4項に基づくもので、法令面からの違反の可能性がポイントとなっています。個別に是々非々を問うものではなく、市長と比べた場合の議員自らの権限拡大を狙ったものであり、市制のバランスの観点から、直感的にマズいと筆者も認識しています。定数・報酬と同様権益拡大を狙った行為であり、一旦公布されればこの先退歩することはありません。自らの待遇悪化には遅延行為で対応し、待遇改善は法律に触れようともゴリ押しをするという姿勢は、市政を憂う市井のブロガーからも私製のネット爆弾を発射されそうですよね(ってもう発射してますよね、48発も)。

こうして、いよいよ来年2月のトリプル選挙(県知事・市長・市議)の線が現実味を帯びてくるという訳です。

2010-07-28

マイナスの感情

筆者が好きでないマイナスの感情は「ねたみ」です。まだまだ拝金主義のこの国において持たざる者はお金持ちをねたみがちなのですが、そんなにお金が必要ならねたむ前に近付いておこぼれに預かるなり、集金の方法を伝授してもらったり、横で見て盗んだりしたらどうでしょうか? 近付いてよく見てみると、お金持ちもいろいろで、大きく分けて下品にひけらかすヤツと、控えめな人、に集約されます。もちろん中途半端なのもいますが、最低なのは、自分で稼いでもいないのにひけらかすヤツで、子供を含めフォロワーがろくな人間にならないのは必定です。

でも筆者が唯一ねたむのは、あげまんと同居しているヤツです。メトロセクシュアルはどこへやら、いつの間にか(とりあえず)自活能力の有るヒモと呼ばれる筆者には許されるのではないでしょうか? 横取りしたりしませんから許してくださいね。

2010-07-27

名古屋市民税 (47) 市長のスケジューリング

河村市長は26日の定例会見で、6月定例時議会で可決された3条例の交付保留の理由を説明するとともに、議会側が約束した29日の期限までに再議に付すかを決断すると発言しています。間違いなく再議を決めているのに29日まで回答しない理由は、9月定例会までの時間稼ぎだと思われます。市議会の今までの遅延行為逆手に取って、県議会を巻き込んだトリプル選挙を目指しているとしか思えない展開になってきました。因みに交付保留の条例の中身は、議会の暴走を許すものであるようです。これは他の市に波及して欲しくないですね。

2010-07-26

社内「公用語」

ファーストリテイリングと楽天が、社内「公用語」を英語にすると発表し、マスコミはこれを取り上げています。筆者は大賛成なのですが、それはこんな理由からです。人の平均像としては、日本で生まれ中学高校辺りまで英語を勉強した人をイメージしています。
  1. 英語だとあいまいさが減
  2. 内需拡大が期待薄の中、儲けるなら海外しかない
  3. 国内で儲けにくい理由は高コスト・ガラパゴス・ビジネスモデル(i-Modeが代表)にしがみ付く姿勢が一因であり、それを大陸に売りこもうとして海外でも儲けられない状況に陥っている
  4. 3.とは逆に、英語で海外のモデルを盗むぐらいでないと情けない
  5. 何年も勉強した英語を使う機会を与えないと勉強した時間がもったいない
上記平均像で英語ができる方の人は、実は日本語使用能力にも優れており、日本語しか使わない仕事をさせても英語ができない人よりうまく遂行できるものなのです。その割には英語能力発揮へのインセンティヴがいまだに小さいのは、ただのコンプレックスの表れなのでしょうか。

2010-07-25

独身王族

この前 Royal Oblige とか書きましたが、筆者はただのメトロセクシュアルです。庶民派セレブ系リーマンと言われますが、最侠リーマンと比べると迫力不足なので、最近指摘される佇まいをヒントにこう表現してみた訳です。いわゆる派手系王族のような格好もしませんが、佇まいからするとピッタリのようです。名古屋市民税に関し40本以上もブログを書くという、民を思う心を持ち合わせているのも根拠になっています。