『井戸から71万ベクレル検出 汚染水漏れタンク近く』 【11/12 朝日】
東京電力福島第一原発で8月にタンクから300トンの高濃度汚染水漏れが発覚した問題で、東電は12日、近くの井戸の水から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり71万ベクレル検出されたと発表した。9日に同じ井戸から採取された水の同55万ベクレルを上回り、過去最大値となった。
漏れが発覚したタンクから約10メートルの観測井戸で10日に採取した水から検出した。東電によると、タンクから新たな漏れはないが、汚染水がしみこんだ表土を回収できていない場所から、汚染が井戸に広がったと考えられるという。
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『汚染水漏れ、井戸水から55万ベクレル検出 福島第一』 【11/11 朝日】
東京電力福島第一原発で8月にタンクから高濃度汚染水漏れが発覚した事故で、東電は11日、近くに掘った井戸から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり55万ベクレル検出されたと発表した。過去最大値で、数日前から値が上昇していた。
見つかったのは漏れが発覚したタンクから10メートル余り北の井戸。9日に採取した井戸水から検出された。10月17日に同40万ベクレルに急上昇後に値が減ったが、再上昇した。東電は8月に漏れた汚染水が地中にしみこみ、井戸水に混ざったためとみている。東電によると、タンクから新たな漏れは確認されていないという。
また、300トンの汚染水が漏れたタンクとは別の区画にあるタンクのつなぎ目で高い放射線量が確認された。東電は「汚染水がにじみ出ている可能性はある」と説明している。
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