河村市長が昨日辞任しましたが、それに先立って20日に神田愛知県知事に挨拶をするために隣の県公館に出向いたそうです。知事選不出馬の神田知事は、河村市長に対し、『「あまり無手勝流にならないように」などと再三にわたりくぎを刺』し、『「ここ2年で県税は5000億円減っており、とても減税できる状態ではない」と懸念を示した』そうです(いずれも中日Web)。
やっぱり減税に関しては他の市長・知事立候補者(除く大村候補)と同様の発言を繰り返しています。石田芳弘候補などと全く同じ匂いがします。企業業績(特に自動車関係)が好調なころの企業・個人の地方税を原資として諸施策を計画・予算立案し、いわゆる事業仕分けやコスト削減を疎かにしてきたツケが回った状態をして、減税余地が無いと発言するということは、何たる反省の欠落なのでしょうか。県民市民に有難がられるサービスを低コストで行っているかどうかを振り返らないでいては、ムダ遣いの癖は抜けず、往時の好況が望めない現在、この街に減税などは半永久的に不可能なのでしょう。企業頼みの愛知万博を成功(?)させたぐらいで、この知事が職責を全うしたなどとは決して言えるものではありません。
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