2012-04-09

食品の放射性物質含有について

4月からの新基準に関する記事がメディアに載っていますが、筆者が常々感じていたことが以下のポイントです。

  1. 平時の各食品のベクレル値はどうだったのか?
     → ゼロに近いなら、100Bqを許容した時の健康に与える影響が科学的に示されない限り、99Bqの食品を「食べて応援する」のは愚か者でしょう(武田教授も言及していますが、「絆」って、家畜を繋ぎとめるヒモでしょ)
     
  2. 上記の海外の状況は?
     → 規制値が日本より甘い地域の食品は普段から高い放射線を発しているのでしょうか?
     
  3. 1.と2.のデータには欠落や正確性に疑問が多いと思われますので、賢者は普通安全サイドに立つでしょう
     → 過去の大国の大気圏内核実験乱発時の正しいデータもないのでしょうね
     → 昭和30年代以降のヒロシマ・ナガサキの海・土壌・食品のデータも…


東北・関東で15品目新基準値超え 【4/7 中日】

食品中の放射性セシウムの新基準値が4月1日から適用されて1週間。全国で1~6日に検査された食品は1459件で、野菜や魚など一般食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えたのは宮城、福島、茨城、千葉、神奈川の5県の計15品目42件だった。

新基準値を超えた食品のうち、これまでの暫定規制値(500ベクレル)以下だったのは、福島のメイタガレイとフキノトウの2品目。原木シイタケやタケノコ、ヒラメなど汚染されやすいとされる食品は暫定規制値を超えていた

100ベクレル超えが最も多いのは福島で12品目23件。茨城の5品目13件、千葉の1品目4件が続いた。

一方、愛知県では5日、茨城産の干しシイタケから暫定規制値を超える1400ベクレルの放射性セシウムを検出した。水戻しした状態で検査する新基準値で換算すれば250ベクレル程度。昨年12月に豊橋市の業者が仕入れ、一部は店頭で販売され、岡崎市内の幼稚園の給食でも使われた。

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