少し補足しますと、「官」株式会社に出資しているのが「民」だと言うこともできます。出資の仕方は、持ち株会で毎月積み立てたり(勤め人の場合天引きの税金)、サービスの対価として直接支払ったり(住民票とか)、民の会社が株主(宿主)の支払いの中から上納(消費税)したりしているのが実情です。民の集合体である民の会社も、この上納とは別に、個々の民と同じようにその利益の中から「官」株式会社に出資していることは言うまでも有りません。また、毎月の積み立てには老後に備えた貯金もあるのですが、「官」株式会社は、こっちの貯金を、自らの従業員の享楽ために使ったり、いかがわしいところに投資したりして、出資金で穴埋めしたりするのです。
この様相は、まるでほぼ等身大の寄生虫を飼っている宿主という姿を連想させます。寄生虫なら寄生虫としての分をわきまえるか、生体アポトーシスでもして生態系のバランスを取ってもらいたいものです。これは誰かが天誅を下さないとも限らない状況だと言えるでしょう。あるいは、前に書いた「殲滅」という言葉がしっくりくるのかも知れません。
何億も居る顔面のダニ、アトピーに効く回虫とか、普通は寄生生物は宿主に貢献するものですが、本編における寄生虫は、よく考えると、何一つ宿主にしてあげていることはないばかりか、何かを「してあげている」と錯覚しているのです。これが、Sophisticated な視点から Disgusting だと認識される所以です。
(シンプルに、続く)
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