2011-07-12

南相馬産の牛肉は原発の分身、10都県の闇鍋状態は最悪

南相馬産の牛11頭から規制値超えのセシウムが検出された原因は、原発事故以降も屋外に保管されていた餌の藁であった可能性が高いようです。この11頭を出荷した農家がそれ以前に出荷した6頭は10都道府県に流通し消費されていたことも報じられています。また、枝野官房長官が全頭検査を「検討」していると述べたことに、自治体からは「『全頭』と軽々しく口にしてほしくない」との声もあがっています。JAグループ福島肉牛振興協議会の和田山副会長は「東電、原発のせいだ。稲が取れず、輸入の稲わらも配合肥料も高騰している。餌代の補償や支援もない中、畜産家は報われない」と支援を訴えています。

筆者はこう思います。
  1. 似たような状況に置かれた牛は3,000頭とも言われ、そんなに全頭検査が大変なら、全頭処分が妥当では
    → 国民の健康が第一でしょう
  2. 原発のせいか、自身のせいか、津波のせいか、国のせいか知りませんが、核拡散は大罪
    → 心無い畜産家は、自身のエイズ感染の可能性を知りながら検査にも行かず不特定多数と性交渉を続ける輩に通じるものがある
  3. まじめな福島の畜産家を窮地に追い込むのは一部の心無い畜産家だが、産品の区別が不可能に近いなら1.も致し方ない
  4. 迷惑をかけて他県を敵に回したという悪評からの回復は非常に難しいことを関係者は理解して欲しい

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