2010-02-03

JAL(21) 僻地

昨日書いた「僻地」の件についてちょっと補足しておきます。人口密度の少ないところに勝手に住んでいる人が、東京と同じようなサービスを受けようとするなら、ちゃんと追金を払えよ、ということです。

親か祖先が好きで住んだ土地だから、農耕民族の日本人は、住めば都で離れたがらないのです。僻地は自然が美しく、静かで、犯罪が少ない等々都会には無い美点が有りますので、結局好きで住んでいるということになります。これだけの美点を享受しておきながら、住民はほとんど追加無しで飛行場を造れとか、電車を走らせろとか、道路を引けとか本気で言っているのでしょうか? 中にはお金の勘定ができない人もいるのでしょうが、例えば地方で地下鉄の初乗りが東京より高いからといって”命懸けで”文句を言う人はいないと思います。そういう声が集まるなら、民間が参入しているはずですが、実際にはペイしないから我侭を聞くために地方自治体がやるんですよね、子飼いの業者の高コストで。役所や郵便局も一緒です。セブンイレブンで住民票の発行が可能になるご時勢ですから、これをもう少し拡大し、昨日書きましたネットブックの全国民全員配布をすれば、役所もコンビニも要らなくなる僻地が実現します。国単位で考えればもっと簡単でしょう。輸出するものが無く、従って輸入するお金もない、言わば鎖国して自給自足で暮らしている国が、あれも欲しい・これも欲しいと言いますか?

言い換えますと、11/28の非受益者負担を受益者が強要していることになるのです。言いたいことは解らないでもないのですが、やりすぎはイカンのではないでしょうか? もっとバランス感覚を持った国民が増えること切に望みます。

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