好縁社会

先週号の週刊ポストを喫茶店で読んで、堺屋太一の『職縁社会を捨てて好縁社会に生きよ』というフレーズが目にとまりました。これは、団塊世代の名付け親である彼が、「日本社会の不良資産」とも呼ばれる彼ら団塊世代に向けた言葉です。団塊世代が刷り込まれた¨幸せな人生¨の価値観が官(僚)製であったことから発っせられているのですが、堺屋さん曰く、『団塊世代が、自分たちの好きなものを同世代に向けて発信すれば、必ず大きなマーケットは生まれます』と、団塊世代の起業を奨めています。起業まで行かなくても、同好の士が集まって楽しめば良いのでは…　筆者のフライデーナイトのように。

でも団塊世代の人たちは、定年になって初めてこんなことを考えるんでしょうね。あるいは、もと官僚から意識変革を促されるのですね。可哀相に…