『5原発10基を申請=再稼働に向け電力4社-新基準施行・規制委』 【7/8 時事】
東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、過酷事故対策などを強化した原発の新しい規制基準が8日、施行された。早期の再稼働を目指す北海道、関西、四国、九州の電力4社は同日午前、計5原発10基について、再稼働の前提となる新基準の適合性審査(安全審査)を原子力規制委員会に申請した。審査には少なくとも半年程度かかるとみられる。
北海道電は泊原発1~3号機(北海道泊村)、関電は高浜原発3、4号機(福井県高浜町)と大飯原発3、4号機(同県おおい町)、四電は伊方原発3号機(愛媛県伊方町)、九電は川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について申請した。いずれも原子炉は加圧水型で、沸騰水型の福島第1原発とは異なる。
北海道電は最新型の泊3号機の審査を1、2号機より優先するよう要望。想定する津波の高さ(基準津波)は計測の結果、最大で海抜9.8メートルから7.3メートルに下がった。
関電は大飯3、4号機の現状を規制委が確認した際、指示を受けて敷地周辺の三つの活断層の連動を想定した。しかし、申請では3連動を想定せず、想定する地震の揺れ(基準地震動)は従来通りとした。
四電は地滑りの影響を考慮し、基準津波を従来の海抜3.6メートルから同4.1メートルに引き上げたが、敷地の高さ(同10メートル)以下のため、新たな防潮堤などは不要とした。
九電は、事故時の対策拠点となる免震重要棟が2015年度に完成すると説明。代替の対策所を発電所構内の高台に9月中に設置するとした。
規制委は、事務局の規制庁と原子力安全基盤機構の職員約80人で審査に対応。泊1、2号機や高浜3、4号機など同型原子炉は2基1組で審査を進める方針だが、審査チームが三つしかないため、申請内容をある程度調べた上で、優先的に審査する原子炉を決める。
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2013-07-09
全く反省の無い再稼動申請
再稼動申請された5原発は、以下の記事から読み取る限り、3.11級の被災となった場合、全部爆発すると予想されます。フクイチ爆発を受けた対策など何もせずに申請する電力会社とはいったい何なんでしょう? こんな国に誰がしたのでしょう?
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