『セシウム濃度急上昇 3万3000ベクレルを検出 福島第一』 【7/10 ハザードラボ】
東京電力は10日、福島第一原発の調査用の井戸から、これまでで最も高い1リットルあたり3万3000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。4日前は309ベクレルで、濃度が急上昇している。
1〜4号機の東側には元々、観測用の井戸が3カ所あり、このうち「No.1」の井戸で5月24日に採取した地下水から1リットルあたり50万ベクレルのトリチウム、同1000ベクレルのストロンチウムを検出。以降、東電はこの井戸の東西南北に追加で井戸を掘り、放射性物質の濃度を観測している。
今回、高濃度のセシウムが見つかったのは、「No.1」の南側に掘り、海から約25メートルの地点にある「1ー2」の井戸。9日に採取した地下水からセシウム134が1万1000ベクレル、セシウム137が2万2000ベクレル検出された。国の定める基準に比べ、134は183倍、137は244倍にあたる。
井戸設置後に初めて採取した5日の段階では134が99ベクレル、137が210ベクレルで、3日間で急激に値が上昇している。一方、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は90万ベクレルの横ばいで、セシウムだけ上昇した理由は不明という。
東電は、海への流出を防ぐため、7月末までに護岸の地盤改良工事を終える予定だが、現時点での流出については「わからない。データを蓄積して分析する」と判断を据え置いている。
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2013-07-11
地下水の汚染はやっぱり
東電は調べているばかりで依然として公表しませんが、ダダ漏れもいいところでしょう。どうなっているか判らない燃料が反応しているのではないでしょうか。こんなんで、よく再稼動とか申請できるものです。
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