影響が無いかどうかは、購入者の判断に任せられるのでしょうか、赤ちゃん用粉ミルクも汚染されています。事故直後の乳製品メーカーの隠蔽体質から、筆者は今でも牛乳を控えていますが、ミルクだけでなく、他の食品にも広く汚染が進んでいると考えて間違いないでしょう。
『流通品の放射性セシウムはどうなっているか?-流通品”赤ちゃん用粉ミルク”からも放射性セシウム検出』 【4/10 ベストアンドワースト】
■基準値越え食品なしだが……
2013年4月9日、厚生労働省は「食品中の放射性物質の検査結果について(第617報)」を発表した。
同検査では、食品検査基準の1キログラム当たり100ベクレルを超える食品は無かったことが発表されている。
1 自治体から入手した放射性物質の検査結果
青森県、山形県、群馬県、東京都、杉並区、江戸川区、横浜市、新潟県、金沢市、山梨県、浜松市、名古屋市、京都府、京都市、大阪府
※基準値超過なし
厚生労働省が発表している「食品の放射性物質検査について」では検査を行った全食品の放射性セシウムのベクレル値が公表されている。
当然「流通済食品」についても同様だ。
■<25ベクレルの食品が流通中
この「食品の放射性物質検査について」を細かく見てみよう。
青森産ニンニク、長野産エノキダケ、青森産リンゴ、岩手産ボイルワカメなどの「流通品」の放射性セシウムのベクレル値は<25と表示されている。
検査機関によって検出限界値がまちまちであり、0.01ベクレル単位で検出する機関もあれば、<25ベクレルとなる機関もある。
また、0.01ベクレル単位で検出する機関で検査された食品でも放射性セシウムがゼロではないのである。
埼玉工場から流通している赤ちゃん用の粉ミルクなどからも<1.9ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
食品検査基準である1キログラム当たり100ベクレルを超えないということで、このような情報はトップページには一切公開がされていない。
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