2013-04-13

流通している食品のセシウム汚染 (2) 牛肉は?

2年前は騒がれた牛肉ですが、以下の記事のように、他の食品も含めて汚染は満遍なく国中に広がっているようです。所詮はサンプリングですから、もっと値の高い食品もあるはずで、運の悪い人はロシアンルーレットで、運の良い人も微量ながら確実に汚染が蓄積されて行きます。選ぶにしてもやっぱり産地ぐらいは確認しておく必要が有りますね。
『厚生労働省発表、放射性セシウム検査限界値25ベクレル未満の牛肉が流通中』 【4/12 ベストアンドワースト】

■100ベクレルの基準値越え6件
2013年4月10日、厚生労働省は「食品中の放射性物質の検査結果について(第618報)」を発表した。

放射性セシウムの食品基準値超え食品は6件である。

宮城県産のウグイから1キログラム当たり110ベクレル。福島県からはシロメバルから同280ベクレルが検出された。

1 自治体から入手した放射性物質の検査結果

札幌市、青森県、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、さいたま市、千葉県、
千葉市、江戸川区、新潟県、新潟市、金沢市、島根県※基準値超過(1件)

No.51:宮城県産ウグイ(Cs:110 Bq/kg)

2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
※基準値超過(5件)
No.12:福島県産マコガレイ(Cs:130 Bq/kg)
No.28:福島県産イシガレイ(Cs:170 Bq/kg)
No.31:福島県産ウスメバル(Cs:130 Bq/kg)
No.47:福島県産シロメバル(Cs:280 Bq/kg)
No.100:福島県産ヒメマス(Cs:130 Bq/kg)

海産物の汚染は相変わらずの様だ。

■青森産「牛肉」流通品”<25ベクレル”

食品の基準値は1キログラム当たり100ベクレルである。逆に言えば110ベクレルまでの食品は流通しても法律の上では問題は無い。

今回の検査結果の詳細を見ると放射性セシウムのベクレル値が”<25”と書かれた青森県七戸町産の「牛肉」が流通品として発表となっている。

これは検査機関の検査限界値であり、25ベクレル未満であることは間違いないとするものだ。

0ベクレルかもしれないし24.9999……ベクレルかもしれない。

一部の専門家の中には、10ベクレルの食品でも健康に影響があるとする主張もある。

子供の内部被ばくに関する危険性は10ベクレルから影響が出るという説である。

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