テスラでモデルSを発売し、好評のうちに採算ベースに乗ろうかとしている一方、スペースXの宇宙船でもビジネス化が進んでいます。EVと宇宙船という、民間で未だ成功していない分野の先陣を切って進めるイーロン・マスク、応援してますよ。
『米民間宇宙船、打ち上げに成功 初の商業輸送ミッション』 【10/8 CNN】
NASA提供
(CNN) 米民間宇宙開発企業スペースXは現地時間7日午後8時35分、無人宇宙船「ドラゴン」を搭載したロケット「ファルコン9」をフロリダ州ケープカナベラルから打ち上げた。同社は5月に打ち上げを成功させていたが、今回が初の商業輸送ミッションとなる。
打ち上げから約10分後、ドラゴンはロケットから切り離され、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かった。米国時間の10日にもISSに到達し、宇宙飛行士サニータ・ウィリアムズさんと星出彰彦さんがロボットアームを使って回収する。
米航空宇宙局(NASA)はスペースXと総額16億ドル(約1260億円)相当の契約を結び、12回にわたってISSへ補給物資を輸送する。今回はこの契約に基づく初のミッションとなる。これに先立ちスペースXは今年5月、ドラゴンを打ち上げてISSにドッキングさせ、地球に帰還させる実験を成功させていた。
ドラゴンは食品や衣料品、コンピューター機器など約450キロの物資をISSに届け、引き換えに実験機材や修理が必要な機材など900キロあまりを積んで、10月下旬に地球に帰還する予定。
宇宙ビジネスに進出している民間企業はスペースXにとどまらない。米オービタル・サイエンシズ社もNASAとの間で約20億ドル相当の補給物資輸送契約を結んでいる。同社は数カ月以内にバージニア州沖のワロップス島からロケットを打ち上げてISSに到達させる実験を行う見通し。
スペースXとボーイング、シエラネバダの3社はさらに、有人宇宙船の開発も進めている。
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