2012-09-24

モリゾー社長の発言-原発ゼロ関係

米倉を始めとする経済関係団体のオッサン連中の発言とは一味違います。モリゾー社長は被災地(被爆地)に足を運んでいますので、現場の気持ち(国民の気持ち)が解かるのでしょう。円高対策を要望しても、原発ゼロに関してはうまい言い回しをしています。会社や業界としては本当は安い電力が欲しいのでしょうが、わきまえていますね。
『豊田自工会長「美しい故郷残すことも使命」 原発ゼロめぐり』 【9/21 中日】

政府が打ち出した2030年代の原発稼働ゼロ方針をめぐり、日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は20日の記者会見で、「次の世代に美しい故郷を残すことも経済人の使命」と発言。今後3年ほどの短期的なエネルギー供給は「真剣な議論が必要」としながら、企業のコスト以外に、国民の暮らしの視点からも議論するべきだとの考えを示した。

豊田会長は東日本大震災以降、日本人のエネルギーへの考え方に「大きな変化が起きた」と話し、「福島では原発事故で故郷に帰れない方々が多くいるのも現実」と指摘。ただ、原発ゼロへの賛否は「(原発発電比率を)何パーセントにするのか、自動車産業に十分な知見はない」と述べ、明言を避けた。

原発ゼロ方針には、経団連など経済3団体が雇用への影響などを理由に、真っ向から反対。自動車業界は「安全、安価で安定的な電力供給を求める」との基本姿勢を繰り返してきた。

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