2012-05-13

フクシマの運動会

昨年の女子マラソンよりはましな状況まで除染されたということで、半日に変更して開催されているようです。通学路や公園や野山や家の除染は進んでいるのでしょうか。μSvの値を見る限り、「校庭」の除染は西日本の4倍程度の放射線量までしかされていませんね。地産地消で新鮮な食材を摂るから良いのでしょうか?

状況が許せば、子供を持つ親のすることは、少なくとも子供の疎開であるという状態であることには「爆発後」全然変化が無いようです。東電に注入する1兆円は疎開に使って、除染には使わないのが普通の考え方でしょう。まぁ、お隣の(東日本)国の話ですからどうでも良いですけどね。
『青空の下、2年ぶりの運動会 福島、除染された校庭で』 【5/12 朝日】

福島県内の小学校で、運動会シーズンが始まった。昨年は原発事故の影響で中止になったり体育館での開催になったりしたが、校庭が除染された今年は多くの学校が屋外で開催することになった。

快晴に恵まれた12日の福島市。2年ぶりの運動会となった市立三河台小学校での最初の種目は、高学年の150メートル徒競走。6年生の小田海仁(かいと)君(12)はゴール直前につまずいて2位だったが、笑顔で走り抜けた。「昨年はできなくて悔しかった。今年は2年分楽しみたい」と小田くん。

三河台小では震災後、校庭の放射線量が毎時2マイクロシーベルトあり、昨年は運動会を中止した。夏休み中に校庭の表土をはぎ取るなど除染し、0.15マイクロシーベルトまで減少。今年は屋外で開催することを決めた。ただ、校庭にいる時間を減らそうと、例年の終日開催を半日に変更。競技数も親子での種目をなくすなど9種目に減らした。

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