パラパラと記事にはなっていますが、先週はこんな感じでした。やっぱり大気中に大量に吐き出されたセシウムを中心とした汚染物質は、山に降り、川を流れ、池や沼や海に流れ着いているのです。好きで食べる人は勝手にどうぞ、なんですが、出荷したり、他人に食べさせたりする輩は現れないとは誰にも言い切れません。金属が不足したころには電線の窃盗すらあったぐらいですしね。
海産魚に関しては茨城『県と県内漁業組合団体が県内で取った魚介類について、4月以降、放射性物質検査で1キロ当たり50ベクレルを超えた場合、出荷を自粛する方向で最終調整している』【3/15 産経】と伝えられていますが、50Bqでも、事故前との比較無しでは意味が無いし、自粛っていうのも絶対モレがでそうで心配は尽きません。
海産魚に関しては茨城『県と県内漁業組合団体が県内で取った魚介類について、4月以降、放射性物質検査で1キロ当たり50ベクレルを超えた場合、出荷を自粛する方向で最終調整している』【3/15 産経】と伝えられていますが、50Bqでも、事故前との比較無しでは意味が無いし、自粛っていうのも絶対モレがでそうで心配は尽きません。
手賀沼のモツゴ 出荷自粛へ セシウム100ベクレル超、新基準に抵触 【3/13 毎日】
県は12日、我孫子市と柏市にまたがる手賀沼で採取した淡水魚のモツゴから、1キロ・グラム当たり171ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。現在の国の暫定規制値(同500ベクレル)は下回るが、4月に導入予定の新基準値(一般食品で同100ベクレル)を超えるため、県と手賀沼漁協(柏市)などは同日、出荷自粛へ向けて調整を始めた。
県によると、自粛された場合、水産物としては、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で出荷を控える県内初の例となる。手賀沼のモツゴからは、昨年11月の初めての検査で同115ベクレル、1月に同128ベクレルのセシウムが検出されていた。県は今月中に4回目の検査をするが、「消費者に安心してもらうには早めに自粛する必要がある」として、関係漁協や我孫子、柏両市と協議している。モツゴは体長約3センチで、つくだ煮にして食べられるという。
環境省の昨年10~11月の調査では、手賀沼の底から同3300ベクレルの比較的高濃度のセシウムが検出された。手賀沼の上流の河川は、高い放射線量が検出されている柏市などを流れており、同省は放射性物質が河川を経由して沼に流れ込んでいるとみている。
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放射性セシウム:赤城白川のヤマメ、350ベクレル 県「食べるの控えて」 /群馬
【3/13 毎日】
県は12日、県内4河川6地点で3~4日に採取したヤマメを検査した結果、赤城白川(前橋市)で1キロ当たり350ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。現行の暫定規制値(同500ベクレル)は下回ったが、4月から適用される新規制値(同100ベクレル)は上回っており、県は釣った魚は再放流し食用にしないよう、漁協を通じて釣り客に呼びかける。
県によると、赤城白川には赤城大沼から取水した農業用水が流れ込んでいる。同沼ではワカサギから同400ベクレル以上のセシウム検出が続いているが、この農業用水は昨年9月の検査でセシウムは不検出(検出限界値=同20ベクレル)だった。また赤城大沼を水源とする沼尾川のヤマメは2月の検査で同86ベクレルにとどまっており、県は赤城白川でのセシウム検出について「検査を重ねないと因果関係はわからない」としている。
このほかに、三波川(藤岡市)のヤマメから同13・6ベクレルのセシウムが検出され、烏川(高崎市)3地点と榛名川(同)は不検出(検出限界値=同1・9~4・8ベクレル)だった。
また川場村の養殖場と釣り堀、東吾妻町の養殖場で1~6日に採取した養殖魚も検査した結果、川場村の養殖場のニジマスから同5・1ベクレル、同村の釣り堀のニジマスから同2・0ベクレルのセシウムが検出された。養殖魚からの検出は初めて。検出限界値は前回(昨年9月)まで同50ベクレルだったが、新規制値の適用に合わせて測定に時間をかけ同1・8~3・4ベクレルまで精度を上げたという。
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