2011-05-09

浜岡だけの理由、文系仙谷副長官の非科学的おバカ発言

仙谷官房副長官が、NHKの「日曜討論」で、「先月行われた中央防災会議で、浜岡原発は30年以内に87%の確率で大きな地震が起きる(1.)ことが示された。浜岡原発の地震や津波への対応策がどこまでできているのか、科学的にも問題だということで、運転を止めてもらおうという判断になった」。そのうえで、それ以外の原発について、「現時点では30年以内に大きな地震が起きる確率が低い(3.)ところがほとんどだ。特に、日本海側などの原発はまず心配ないという結論が科学的にも出ており、国のエネルギー政策としては原発を堅持していく」と述べ、浜岡以外の原発については運転停止を求めない考えを示しました。同じ弁護士出身である枝野さんの3-4月にかけての安全に関する発言も、文系の、算数のできない典型的なあいまい発言であったということです。政府見解であるかのような発言の仕方もどうなんでしょうか?

こう言ってやりたいものです。
  1. 確率ゼロでない他の原発がFukushima化したら、仙谷自衛隊(「暴力装置」と一体化)として陣頭に立って被曝して英雄になるんでしょうね
  2. 地震学者は全て結果論者なのが解っていて発言しているのか?
    → 大震災直後の予報はP波が起こって初めて発報されたもので、3.11本震の予報は発せられていない 
  3. おっしゃる「科学的」の詳細を明示いただきたい
    → 30年以内に87%ということは、「(毎年の)発生しない確率を0.45%」と置いて単純計算していないか?
        (1-0.0045)の30乗=0.87
    → その他の地域の確率が「低い」と言うのは、同様に「(毎年の)発生しない確率を4.5%」と置いて単純計算していないか?
        (1-0.045)の30乗=0.25
  4. 従って、コメントの「想定」が余りにも甘く無責任極まりない
    (繰り返すが)その他も即刻停止いただきたい

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