NHKのテレビのニュースによると、”債務超過”や”債権放棄”の文言とともに、やはり銀行の「お金出したくない」モードも強調されています。でも、昨今のメガバンクの大型増資は、徳政令が出た時のための備えなのではないでしょうか? もっとも近々実施される予定のSMBCの9000億円弱のそれは、前回実施時点より株価が下がっている中での背信行為的な側面も持ち合わせ、なりふり構わぬ姿勢が窺われるとともに、ANAのメインバンクとしての複雑な立場も理解してやらねばという気持ちも沸いてきます。いずれにしても、みずほコーポレートや三菱東京UFJは、債権放棄を株式化で対応すれば良いのではないでしょうか? どんどん下がる株では嫌なのは理解していますが…
また気になっていた前原国交相の例の発言は、以下のように修正されたようですね。
- 「~法的整理や私的整理などの選択がまずあるというのではなく、飛行機の運航が継続されることを可能にする再生策をサポートしていく方針である~」[東京 5日 ロイター]
半官(半民?) の会社の経営問題を、半官半民の企業債権支援機構の言うままに、政投銀(全官)や筆者が「3時までしか空いていない役所」と呼ぶ銀行が、結局税金を使っておもちゃにしているという絵が見えて白けますが、野次馬の暇つぶしとしてはそこそこのものです。
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