『セシウム濃度、過去最高=地下水、25万ベクレル-東電「台風の影響」・福島第1』 【10/14 時事】
東京電力は14日、福島第1原発2号機東側にある井戸で13日に採取された地下水から、セシウムが1リットル当たり25万1000ベクレル検出されたと発表した。前回採取した9日と比べて3.7倍に上昇し、同原発護岸に設置された観測用井戸で採取された地下水のセシウム濃度としては、過去最高となった。
東電によると、この井戸の地下水からは、セシウム134が同6万1000ベクレル、137が同19万ベクレル検出された。東電が放射性物質を含む水を敷地内に散水する際に定めた濃度基準値は、セシウム134が同15ベクレル未満、137が同25ベクレル未満。
また、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質も同780万ベクレル含まれており、9日と比べて3.7倍に上昇。ガンマ線を出すコバルト60やマンガン54の濃度も、護岸の観測用井戸の地下水で過去最高だった。
この井戸の近くには、同原発事故直後の2011年4月に高濃度汚染水が海に漏れたトレンチ(ケーブルなどの地下管路)があるという。東電の白井功原子力・立地本部長代理は記者会見で「台風18号などで地下水位が上昇して、(トレンチから周辺に漏れた)過去の汚染水などに触れて、高い濃度が検出された可能性が高い」と述べた。(2014/10/14-19:19)
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2014-10-15
福島前の汚染
江戸前の汚染は昨日取り上げた通りですが、福島前ではこういう汚染水が際限無く湾内に流れ込んでいるのではないでしょうか。いつものとおり東電語を翻訳しますと『~過去の汚染水などに触れて、高い濃度が検出された可能性が高い』ということでしょう。台風が通過するといつもこんな感じですね。それにしてもベータ線放射性物質が780万Bqでセシウムの30倍というのはホントに恐ろしいことです。
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