『前富岡町長、遠藤勝也氏死去』 【7/21 ロイター】
東京電力福島第1原発事故で全町避難となった福島県富岡町の前町長、遠藤勝也(えんどう・かつや)氏が20日午前9時23分、上顎歯肉がんのため福島県郡山市の病院で死去した。74歳。福島県出身。
東電福島第2原発が立地する富岡町の町長に1997年就任。昨年の選挙で敗れるまで4期16年間務めた。
2011年3月の福島第1原発事故で町役場と全町民が避難を強いられ、富岡町の自宅を離れ郡山市で生活していた。
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――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博』 【13/7/2 ダイヤモンドオンライン】
(前略)
遠藤 発災後6年は町に帰れないという宣言をしました。ただし、除染やインフラの復旧が、国が示しているロードマップ通りに進むのかは疑問です。除染自体、当初の計画より1年遅れていますから。仮に6年後に除染が完了しインフラが復旧したとしても、我々が健康面で大丈夫だという安全・安心の確保ができればいいですが、そこがまったく不透明なんですね。
その辺を慎重に分析しながら、その時期を町民に発信するかがこれからの課題です。国としても、今後の工程表も含めた正確な情報と、放射線量が何年後には安全になるという医学的・物理的な知見による判断を、責任をもって発信していただきたい。しかし、これがなかなか出てきません。
(後略)
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