2013-11-11

トランス脂肪酸

もうかれこれ10年前ぐらいになるでしょうか、筆者は雑誌かネットでトランス脂肪酸の怖さについて読んだ覚えがあります。それ以来、喫茶店のモーニングサービスのトーストも、マーガリンの場合には何も塗らずに出してもらっています。最初に読んだ記事には、「表に出したマーガリンに、虫も寄って来ず、何ヶ月経っても腐ったりしない」とか書かれていました。自然界には存在しない物質とも… こうして記事になるのは珍しく、他紙でもどんどん取り上げて欲しいものです。
『トランス脂肪酸:日本で「重要情報で含有表示を」の要望も』 【11/8 毎日】

米食品医薬品局(FDA)が7日、「食品に使う上で安全とは認められない」として使用を段階的に禁じる方針を打ち出したトランス脂肪酸。トランス脂肪酸は主にマーガリンやショートニングなどに含まれ、それらを使った菓子パン、ケーキ、ドーナツ、シュークリームなどに多く含まれる。

内閣府の食品安全委員会によると、日本人の摂取量は1日当たり約0・4〜1・7グラムで、1日摂取エネルギーに占める平均的な割合は世界保健機関(WHO)の勧告基準の1%を下回る。ただし、菓子類を多く食べる30〜40歳代の女性や大学生の中に1%を上回る層があり、食品安全委員会は「日本人の平均的なリスクは低いが、菓子類の食べ過ぎは要注意」と呼びかける。

一方、消費者庁は、2015年春施行を目指して準備中の「食品表示法」で、加工食品でのトランス脂肪酸の含有量表示を義務付けるかを検討。栄養成分やアレルギー表示などに比べて優先順位が低いとして当面は見送る姿勢だ。ただ、同庁は一部の消費者団体から「健康にとって重要な情報」との声が上がっているため、食品表示法に盛り込むかは引き続き検討課題としている。【小島正美】

0 件のコメント:

コメントを投稿