2013-12-03

流通している食品のセシウム汚染 (19) 福島あんぽ柿

海産物ほど放射性物質検査がずさんではないのでしょうが、「基準を下回っている」という表現は、99Bq/kgを連想させて、触手が動きません。そもそもが隠蔽体質の「国」の基準ですから、、食べて応援したい人だけが応援すれば良いのでしょう。それでも核の拡散は続きます。
『あんぽ柿 原発事故後3年ぶり出荷 福島』 【NHK NEWSWEB】

東京電力福島第一原発の事故の影響で生産が自粛されていた福島県北部の特産の干し柿、「あんぽ柿」の出荷が3年ぶりに再開されました。「あんぽ柿」は、柿の実を硫黄を燃やした煙でいぶしたあと1か月ほど干して柔らかく仕上げた干し柿です。

おととしの原発事故のあと、一部から国の基準を超える放射性物質が検出されたため、主な産地である福島県北部での生産が自粛されていました。福島県や生産団体などは、放射性物質の値が下がった一部の地域をモデル地区にしたうえで、製品1つ1つについて検査を行う態勢を構築し、2日から3年ぶりに出荷を再開しました。モデル地区の1つの伊達市梁川町では出荷再開を祝う式典が開かれ、佐藤知事が「福島の復興は、農産物や水産物の復活が前提で、あんぽ柿の出荷再開は県全体の復興にも大きく貢献する」と祝辞を述べました。このあと、箱詰めされたあんぽ柿が次々と専用の放射性物質の測定器にかけられ、基準を下回っていることが確認されると検査済みを示すシールが貼られていました。

生産農家などで作る団体の皆川旨康会長は「生産自粛から2年間の苦労が報われた。ただ、まだ一部のモデル地区での生産なので、すべての地区での生産再開を目指したい」と話していました。

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