2013-05-07

やっぱりこういうことなんですよね (2) 一般ごみ処理場に保管されて…

2日前にNHKのニュースになった記事を、いつもお世話になっているベストアンドワーストも取り上げてくれました。こうやって溜まってくる高濃度の汚染物質を処理したり、貯めたりする場所は無いのが実情でしょう。これって違法行為ですよね。そして、無いからと言って、子どももろとも諦めて住んでいる人たちって…
『千葉県八千代市、道路側溝から”8000ベクレル”を超える高濃度放射性セシウム含む泥が47トン!』 【5/6 ベストアンドワースト】

■今度は千葉県八千代市で側溝から8000ベクレル!

千葉県北西部の放射能汚染は深刻だ。

2013年5月4日、千葉県八千代市の道路側溝から1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムを含む泥が回収されていたことが判明した。

8000ベクレルは国の埋め立て基準値を超える高濃度放射性廃棄物である。

それが、一般道路の側溝に溜まっていたことになる。

千葉県八千代市では12月に市民から放射線量が高いという報告を受け調査。その後、その側溝から2月までに合計47トンの泥を回収した。

当然、その泥は高濃度放射性セシウムで汚染された泥である。

同市の発表では泥は1キログラム当たり8000ベクレルを超えているとのことである。

厳重な管理が必要な放射性廃棄物である。それが一般道路の側溝に存在し、今も溜まり続けていることになる。

その回収は今でも続いているのである――。

■柏、松戸、流山…そして八千代へ

柏市、松戸市、流山市を中心とする千葉県北西部は放射性セシウムの汚染が酷いことが指摘されていた。

千葉県北西部に位置する手賀沼の底泥は最大で1万ベクレルを超える放射性セシウムを検出している。

柏市、流山市などでは数多くのホットスポットが見つかっている。

千葉県では9市が国の支援を受け除染を行っているが、八千代市はその対象に入っていない。

放射性セシウムは水に溶けやすく、泥となって流れていく。

高ベクレル値が検出された場所は、ほぼ水の流れが一か所に滞留してくるところだ。

今回の八千代市で発見された8000ベクレルを超える泥も雨などによって泥が集まり自然に放射性セシウムが濃縮されたものではないかと見られている。

現在、この8000ベクレルを超える泥、47トンは市内の一般ごみ処理場に保管されている状況である。

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