2011-10-30

『東電推計の20倍 海に流出』【10/30 NHK】

フランスの原子力関係の研究所が、東京電力福島第一原子力発電所から海に流れ出した放射性物質の量を独自に試算したところ、東京電力が公表している推計値の20倍に相当するおよそ2.7京ベクレルに上ったとする報告書をまとめ、原発周辺の海域で今後も監視を続ける必要があるとしています。
東京電力の福島第一原発の事故では、高濃度の汚染水が海に流れ出し、海洋汚染が問題となっています。これについて、フランス政府の研究機関「フランス放射線防護・原子力安全研究所」は、福島第一原発から放射性物質が海に流れ出した量について独自に試算し、29日までに報告書をまとめました。この中で、研究所はことし7月中旬までに海に流れ出した放射性物質のセシウム137の量は2.71京ベクレルに上ると推定し、その多くは2号機のピットと呼ばれる施設などから4月上旬までに流れ出した高濃度の汚染水によるものだとしています。研究所によりますと、これは東京電力が公表している推計値のおよそ20倍にあたり、「単独の原子力施設から海に流れ出した放射性物質としては、これまでで最悪の規模の量になる」としています。ただ、その影響については、放射性物質の濃度が海流で薄まるため、ほとんどなくなるものの福島第一原発の周辺海域では汚染は続くと指摘しており、水産物などに対する監視を続ける必要があるとしています。』
筆者はこんな風に感じます。
  1. 東電はいつまで嘘をつくのか?
    → 桁違いの推計値では話にならんでしょう
    → この「外圧」にもシカトでしょうな
  2. 国も一緒になって、主に太平洋の向こう側からの訴訟に備えましょうね
  3. ストロンチウム魚を食べさせられている国民からの代表訴訟にもね


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