テレビで中国寧波の工業生産者が国内向けの製品を開発したり、寧波製品Onlyの即売所を上海かどこかに設置したりしている様子を見ました、1棟のデパートのような即売所では、初老の女性が、「冷蔵庫を買いに来たが知らないブランドばかりで止めた」と言っている様子も。
非常に面白いニュースでした。筆者が感じたのは以下のとおりです。
- 内需拡大は隣国として望ましいし、金印や漢字を始め過去にいろいろ貰った身として民衆には恩返しがしたい
- マーケターとしての観点から参考になる点が多い
→ 内需対応は海外メーカーもやってきているが、
既に高コスト体質の一流ブランドに、彼らの顧客化は不可能(と断定)
- (製造者として膨大な)群雄割拠の様子はスキだらけで微笑ましい、が2.は覆らない
2.の例として、かばんメーカーの(最近ちょっと垢抜けしてきたと思われるタイプの)社長が手に取って説明したハンドバッグは、いかにも中国のおばちゃんが好みそうなデザインで、合成皮革製でした。筆者は、この社長のような経営者が、苦しい中でも明るくインタビューに応じるのを見るのが
大好き で、グラミン銀行の債務者も同じように振舞えばよいのにと思ったのですが、ムスリムや仏教徒であろう彼女たちはもっと慎ましやかです。人種はいろいろで本当に面白いと感じました。因みにハンドバッグ屋のおじさんは、無宗教だと筆者は見ました。
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